チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

人は見た目がなんとやらという通り容姿端麗だと世間の食いつきが違いますなぁ。

今日も曇天で今にも雨が降り出しそうだ。相変わらず湿度が高くてむさ苦しい。昨日は晴れている時間が長かったので、ン週間ぶりに窓を開けて汚部屋の換気を行ってみたのだが、風が無かったせいか、効果に乏しかった。窓の前が雑木林になっていなければ、いつだって気軽に開放していられるのだが、網戸をしていても小虫がワラワラと侵入するので、そうもいかない。六月もあと一週間で終わるが、今のところ、コバエの繁殖には至っていない。今夏は平年より気温が高めで推移すると予報されているので、一度繁殖が始まると十月辺りまで対処に窮する事になるだろう。夏の暑さに思いを馳せるだけで目眩がしそうだ。それはさておき、昨日は某タレントが癌で死去した話題で持ち切りだった。一昨々日の藤井四段、一昨日のサイコパス女議員、と何かしら世間を賑わす出来事が日々続いている。癌で亡くなるのは不憫な事だし、誰にとっても他人事では無いワケで、それなりに大きく報じられるのは理解できなくもないのだが、NHKまでエビ様の記者会見をフルで中継するのはどうかと思った。根っからの下衆の私には、一タレントの死が美人薄命的なコンテンツとして消費されている様にしか見えなかった。人は見た目がなんとやらという通り、やはり容姿端麗だと世間の食いつきが違う。例えば電通社員の過労死だって、あの女性がアイドルライクなルックスを備えていたから耳目を集め、社会問題化したのであって、もしもっさりしたブサメンが犠牲者だったら、数多ある過労死の一つとしてひっそりと処理されていたかも知れない。ときに、私もそろそろ癌を患ってもおかしくない年頃だが、兆候はどんな形で現れるのだろう。サクッと逝ければ良いのだが・・・

どんな人生を歩めば「鉄パイプで頭を砕く」なんてお下品な台詞が口を突いて出てくるのかしら。

昨日は一昨日の藤井四段の話題から一転して、某凶暴女議員の暴言暴行事件の話題で持ち切りだった。落差がハンパないが、案の定ジタミが輩出したモンスターという事で納得した。しかし、東大卒ハーバード大修了のキャリア官僚にしてあの体たらくらしい。アラホーで私と齢だけは近いのだが、スペック的にみれば雲泥の差だ。以前、彼奴が国会で質問に立つのを見た事があるが、その姿からこんなモンスターだとは思いもよらなかった。やはり外面だけ見ていてもニンゲンというのは理解できないものだなぁと改めて実感する。同僚や関係者から「仕事はできる人」みたいにフォローされても、それを額面通り受け止めろというのが無理な話だ。「鉄パイプでお前の頭を砕いてやろうか!」って、どんな人生を歩めばこんな台詞が口をついて出てくるのかしら。茶化すのも良くないが、「お前も蝋人形にしてやろうか!」を上回る邪悪さとバイオレンス臭が漂う台詞だと思う。これだけ不祥事が相次ぐと、マトモなニンゲンの方が少ないのでは無いかという類推は当然の様に働くワケで、ジタミはほぼほぼ組織的犯罪集団と言っても言い過ぎではなかろう。まぁ、私がこうして悪罵を重ねたところで、何がどうなるワケでも無いのだし、一日でも早くジタミが下野する事を願って待つしかない。それにしても連日の雨で湿度が高い。呼吸する度にカビ臭さを含んだ湿気が鼻腔を通過して不快だ。世の中不快な事柄で溢れかえっている。

私も将棋を嗜む素養でもあればもう少しマシな人生を送れただろうになぁと帰宅部系のボヤキ。

昨日は藤井四段の28連勝の話題で持ち切りだったが、私は将棋について知らないし、そもそも興味が無いので、快挙と言われても何がどう凄いのかさっぱり分からない。とりあえず字幕でニュース速報を出すくらいの出来事だと認識するには至った。私は、スポーツがからっきし駄目なら、将棋の様な頭脳を用いる遊戯とも無縁で、何一つ取り柄がない。体育会系でも文化系でも無い、いわば万年帰宅部系で学生時代を過ごしてしまったが故の、現在の体たらくだと確信している。もし、私に将棋やチェスなどの頭脳戦に特化した遊戯に興じる嗜みがあれば、間違いなく人生は豊かなモノになっただろう。将棋とまでいかなくても、麻雀くらいは知っておくべきだった。友人の一人や二人は作れただろう。それにしても彼はまだ14歳らしい。雰囲気は最近流行りの塩系といったところだろうか。この段階でこれだけの卓抜ぶりなら、余程の事でも無い限り、将来は約束された様なものだろう。彼と比べるべくも無いが、私が14歳の頃と言えば、丁度アトピーの発症直後で、早くも人生に絶望して鬱々と過ごしていた。思えばあの頃と現在とでは、カラダが見窄らしく衰えただけで、精神年齢はほとんど変わっていない。まったくみっともないおっさんだ。見苦しく弁解すれば、アトピーを患った時点で人生は終了したに等しいのだ。アトピー患者で大成している人を私は寡聞にして知らない。それどころか普通の幸せを手に入れる事も難しいのでは無いかと、ニンゲン観察をしていて常々思う。アトピー患者の婚姻率、無職率、童貞率、自殺率、等々について、どこかの心ある学者が調査してくれないだろうか。