チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ジョン・ウィック

チャド・スタエルスキー監督作「ジョン・ウィック」("John Wick" : 2014)[BD]

伝説の元殺し屋が、最愛の妻の遺した子犬を殺した男と、その父が統べる犯罪組織に復讐を果たすべく戦う様を描くアクション・スリラー作品。

 

ジョン・ウィックは数年前に殺し屋稼業を引退し、最愛の妻ヘレンとこの上なく幸せな生活を送っていた。しかし、ある時、ヘレンは病に倒れ、帰らぬ人になってしまう。ジョンは悲しみに打ちひしがれ、人生に絶望する。ヘレンの葬儀を終えた夜、ジョンはヘレンが生前に手配していた、ビーグルの子犬を業者から受け取る。ヘレンは子犬に添えたメッセージの中で、ジョンが堕落せぬ様に愛する人が必要だと説き、自分の代わりにその子犬デイジーを愛する事で、安らぎを見つける様に促す。ジョンはヘレンの形見であるデイジーを愛し、育てていく事を決意する。

翌朝、ジョンはデイジーを連れて、愛車のマスタングで外出する。スタンドに寄ったジョンは、そこでロシア人のギャング達と遭遇する。リーダー格のヨセフは、マスタングに目を光らせると、ジョンに値を付ける様に求める。ジョンはそれを意に介さず、その場を後にする。ヨセフはジョンの態度に憤慨する。その夜、ヨセフ達はジョンの寝込みを襲撃し、デイジーをなぶり殺すと、ジョンをこっぴどく痛めつけ、マスタングを奪って逃走する。

翌朝、意識を取り戻したジョンは、目の前に放置されたデイジーの亡骸を確認する。ジョンはデイジーを庭に埋めると、復讐を誓う。一方、ヨセフは隠然たる力で街を牛耳るマフィアの父ヴィゴ・タラソフの傘下で働く、オーレリオの整備工場にマスタングを持ち込む。ジョンの親友オーレリオは即座に事情を悟ると、驕り高ぶったヨセフを殴り飛ばし、その要求を突っぱねる。程なくして、ジョンはオーレリオの元を訪ね、マスタングを奪った人物が、かつてジョンが長らく雇われ、重用されていたヴィゴの息子だと知る。ジョンはオーレリオに代車の融通を受け、帰路に就く。

その夜、オーレリオはヴィゴからヨセフを殴った件で連絡を受け、ヨセフの犯した過ちについて伝える。ヴィゴは、組織の仕事を終えて戻ったヨセフを、アジトに呼び寄せると、殴り飛ばした上で厳しく叱責する。ヴィゴは、ヨセフが相手にしたのが、かつてブギーマン殺しとして組織が雇っていた、「ババヤガ」の異名を誇る最強の殺し屋である事、女の為に辞めると言い出したジョンにそれを認める代わりに、実行不可能な仕事を与え、それをジョンがやり遂げた為に今の組織がある事を明かすと、その男を敵に回したのだと説く。ヴィゴは、ヨセフには為す術が無いと諭し、身を隠す様に命じる。

ヴィゴは、組織を去って以来、数年ぶりとなるジョンに連絡すると、復讐を思い留まり、穏便に解決を図る様に促すが、ジョンはそれを無視し、地下に封印しておいた無数の銃器を取り出し、武装を施す。ヴィゴは側近の弁護士アヴィに、ありったけの部下を集めさせると、ジョンの家に刺客として送り込む。その夜、無数の刺客達がジョンの家に奇襲を仕掛ける。それを察知していたジョンは、刺客を返り討ちにし、皆殺しにする。

ヴィゴは奇襲失敗の報せを受けると、200万ドルを費やして殺し屋を雇うと共に、ヨセフを囮にしてジョンを誘き寄せようと企てる。ヴィゴはジョンの旧知の友で、同じく殺し屋のマーカスの元を訪ねると、ジョンを殺した者に200万ドルを払うという条件を提示し、マーカスはそれに応じる。

ジョンは自宅を離れ、殺し屋御用達で会員制のコンティネンタル・ホテルにチェックインすると、オーナーのウィンストンと久方ぶりに再会し、ヨセフの所在を尋ねる。ウィンストンはジョンがこの世界に復帰し、どん底に逆戻りする事への懸念を説くと共に、ホテルの掟について釘を刺すと、ヨセフの居場所を伝える。

ジョンは装備を整えると、ヨセフが庇護されているというクラブ、レッド・サークルに乗り込む。そうとは知らず、ヨセフはどんちゃん騒ぎで気を紛らわせる。ジョンは立ちはだかるボディガード達を満身創痍になりながらもなぎ倒し、ヨセフに迫る。ヨセフは客でごった返すクラブ内を逃げ惑い、辛うじて脱出して逃亡する。戦いで深手を負ったジョンは、一旦ホテルに戻り、ホテルが手配した医者の手当を受ける。

その夜、ジョンと知己の殺し屋パーキンズが、ヴィゴに倍の報酬を提示された事でホテルの掟を破り、眠っているジョンに奇襲を企てる。マーカスは密かにジョンに加勢し、離れのビルから狙撃する事でジョンに奇襲を知らせる。ジョンは格闘の末にパーキンズを制し、ヨセフとヴィゴの所在を問い質す。パーキンズはヴィゴがリトルロシア内の教会に個人資産を隠匿している事を明かす。そこへ偶然宿泊していた知己のハリーが駆け付けると、ジョンはパーキンズの対処をハリーに依頼し、ホテルを発つ。

翌日、ジョンは教会に乗り込むと、責任者の神父に金庫を開けさせ、ヴィゴの資産と、街の権力者を強請る為の資料の全てを焼却する。間もなく、その報せを受けたヴィゴは手下を率いて教会に駆け付け、神父を処刑する。ジョンはヴィゴ達に奇襲を仕掛けるが、不意を突かれて昏倒させられた後、拘束される。一方、パーキンズは巧みに拘束を解くと、ハリーを殺して逃走する。

ヴィゴは計り知れぬ損失への憤慨を露わにすると、一旦足を洗ったジョンが過去を消したつもりでも、結局この世界に舞い戻り、過ちの報いを受ける事が宿命であり、互いに呪われているのだと説く。ジョンはヘレンの最後の贈り物であり、孤独を忘れる希望だった子犬の命を奪ったヨセフを渡す様に要求し、応じなければヴィゴをも殺すと脅す。ヴィゴは手下にジョンの始末を任せ、その場を後にする。その直後、マーカスが狙撃で手下を退け、再びジョンの窮地を救う。

ジョンはヴィゴの車を追い、銃撃で制止する。ヴィゴはヨセフの居場所を教えるのと引き換えに、自分を殺さない事で手打ちとする様に申し出る。ジョンは自分への暗殺を中止する事を条件に課し、それに応じる。その後、ジョンはヨセフが庇護されているというブルックリンの隠れ家に赴き、襲撃する。ジョンはボディガードを容易く全滅させ、ヨセフを射殺する。

ジョンはホテルをチェックアウトすると、マーカスと落ち合い、謝意を伝えると共に、殺し屋をリタイアする意向を示す。パーキンズはマーカスの裏切りを確認すると、それをヴィゴに報せる。その夜、ヴィゴは自宅に戻ったマーカスを手下に捉えさせ、自ら裏切りに対する拷問を加えた後に射殺すると、ジョンにそれを報せる。ジョンはマーカスの家に駆け付け、その死を確認する。ヴィゴは街を離れるべく、ヘリを手配し、埠頭へと急行する。一方、パーキンズはウィンストンの呼び出しを受け、ホテルの掟を破った罰則で始末される。ウィンストンは、ヴィゴがヘリで逃亡を企てている事をジョンに報せる。

ジョンは猛追の末に埠頭でヴィゴ達を急襲し、アヴィを含め、手下達を全滅させる。ヴィゴは奇襲を仕掛けるも、ジョンがこれを切り抜けると、格闘による決着を持ちかける。ジョンは死闘の末にこれを制し、ヴィゴの死を見届ける。深手を負ったジョンは、手当を行うべく保健所に立ち入る。ジョンはそこに保護されている無数の犬の中から、ピット・ブルの子犬を連れ出し、夜の街を歩いて帰路に就く。

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お一人様のながら飯ゆえに唇を噛みきってしまうのかなぁと悶々と考えたお一人サマー。

朝、目覚めてテレビを付けたら今日が祝日だった事に気付いた。土日と祝祭日のおはよう日本は、俺達世代のマドンナである小郷知子アナがキャスターを務めているので、それで気付くのである。しかし、昨日から世間様の連休をあざ笑う様に、悪天候が続いており、今日も、明日も雨模様らしい。湿度が高止まりするのは嫌気が差すが、日差しが無い分、気温が低く推移するから、今朝はまあ程々に気持ちが良い。それにしても数日前の食事時に過って噛んでしまった上唇の治りが悪くて、いつまで経っても痛い。飲み食いする時だけで無く、単に口の開け閉めをする時にも歯がそこに触れざるを得ないからイライラする。たまにこうして唇を噛みきってしまい、数日は悶々として過ごす事になるのだが、どうしてこんな事態が起こってしまうのだろう。お世辞にも歯並びが良い方ではないが、同じ様に噛みきってみろと言われても難儀である。食事時は大抵、お一人様よろしく、ネットを見ながらがデフォだから、それがいけないのだろうか。ときに、よくよく考えてみると、実家を出て、家族と離れて以来、晩飯が一人飯じゃない事は数えるほどしか無い。というか、そもそも他人と食事をするという経験自体がほぼほぼ皆無に等しい。女と食事を共にした事なんか記憶を辿るまでも無く、完全に一度も無い。寂しいのう。