チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

明治 ザ プリン 白のくちどけプレミアム

明治の新作「ザ プリン 白のくちどけプレミアム」を食してみた。パティシエの鎧塚氏が監修している事でお馴染みのこのライン。今作は純白なバニラフレーバーのプリン。前作同様に、舌に心地よさを覚えるねっとりとした粘度で、まったりとした練乳の濃厚な甘さが恍惚へと導く。スイーツ好きのおっさんとしてはこれくらいの量が丁度いい感じ。ターゲットの年齢層に入っていて良かった。

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ザ・ドア 交差する世界

アノ・サオル監督作「ザ・ドア 交差する世界」("Die Tür" : 2009)[DVD]

娘を事故死させた咎に苦しむ男が、過去の世界に通じるドアを見つけ、その世界の自分自身に成り代わって人生をやり直そうと企てる様を描くSFスリラー作品。

 

画家のダビッドは会社勤めの妻マヤ、幼い娘レオニーと共に住宅街で暮らしている。個展の準備を進めるダビッドは、ある時、作業を中断すると、庭で蝶探しをするレオニーの誘いを断って、斜向いの家に住む浮気相手ギアの元へ訪れる。ギアと情を通じた後、帰宅したダビッドは、庭のプールでレオニーが排水溝に靴紐を絡ませて、溺死しているのを見つける。

それから5年が経ち、悲しみに打ちひしがれて身持ちを崩したダビッドは、レオニーの死を機に離婚したマヤの元を訪ねて許しを請うも、マヤはダビッドを拒絶する。ダビッドは電話でもう関わらないとマヤに伝えると、絶望の末に庭のプールに身投げする。間もなく、ダビッドの様子を心配したマヤからの連絡を受けて、親友のマックスが駆け付け、ダビッドを救出する。マックスはダビッドをバーに連れ出すと、自分の家に泊まる様に促すが、ダビッドは密かにバーを抜け出し、帰路に就く。その途中、雪道で足を滑らせ転倒したダビッドは、地面に動かない蝶を見つける。蝶は青い羽根をはためかせてその場から飛び去る。ダビッドは蝶に誘われる様に、自宅から程近い場所にある、見知らぬ小さなトンネルに辿り着く。ダビッドはトンネルを抜けた先のドアを開け、そこに広がる別世界を目の当たりにすると、すぐにそれが5年前のあの日の、レオニーが死ぬ直前だと悟る。ダビッドは自宅へ駆け戻り、プールに転落したばかりのレオニーを救出する。

ダビッドがレオニーを二階の部屋で休ませると、程なくしてその世界のダビッドがギアの家から帰宅する。そのダビッドはもう一人のダビッドを不審者と考え、殴り掛かるが、5年後のダビッドは咄嗟に手にしたペンで抵抗し、その世界のダビッドの首を突き刺し、殺してしまう。騒ぎで目覚めたレオニーは、階下を覗き込み、ダビッドの背中越しに何が起きたのか尋ねる。ダビッドは動転し、レオニーに部屋に留まる様に怒鳴りつける。ダビッドは直ちに争った跡を片付け、死体を運び出し、庭の隅に埋めると、やさぐれた身なりを5年前と同じ様に整える。

程なく、マヤが帰宅すると、ダビッドは何事も無かったかの様に振る舞う。しかし、レオニーはダビッドがパパでは無いと主張し、激しく拒絶する。マヤはレオニーに真意を尋ねるが、レオニーはマヤに対しても口を噤む。ダビッドは怒鳴ってしまった事を明かし、弁解する。マヤはダビッドが冒した過去の浮気を発端として、夫婦の間に隙間風が吹いている事を、レオニーが察しているのだと説き、憂慮する。

ダビッドは5年前のダビッドが、ギアと情を通じた際に携帯を忘れてきた事に気付くと、マヤに浮気が発覚するのを恐れ、画廊の前に落ちていたと偽って密かに取りに行く。ギアは人が変わった様に家族が大事だと主張するダビッドに、浮気の継続を強要する。ダビッドはそれを断り、その場を後にする。その時、ダビッドの家に訪れたマックスは、ダビッドがギアの家から出てくるのを目撃する。マックスはダビッドをバーに連れ出すと、浮気を続けている事を詰る。ダビッドはそれを否定すると、自分が5年後の世界からトンネルを抜けてやってきた事、この世界では全てが元通りだった事、この世界のダビッドを事故で死なせてしまい、庭に埋めた事を打ち明ける。マックスは荒唐無稽な話で愚弄し、家族を悲しませるダビッドに憤慨する。ダビッドは5年後のマックスが仕事で成功を収め、将来結婚する妻との間に二児を儲け、幸せに暮らしている事を明かし、信用する様に請う。

レオニーはその後もダビッドを本当のパパと認めようとはせず、一線を画し続ける。マヤは過去に浮気したダビッドを信じようと努めている事を明かす。ある時、レオニーはダビッドにあの時に血を見た事を明かし、本当の父親に何をしたのか尋ねる。ダビッドは遊んでいたら鼻血を出したのだと弁解すると、本当の父親は大事な時にレオニーを守れなかった為に、自分が守護天使として入れ替わったのだと諭す。レオニーはそれを境にダビッドをパパと呼ぶ様になる。また、ダビッドはマヤとも関係を修復する。

夜、自宅で大勢の客を招いてダビッドの誕生日パーティが開かれる。その最中、マックスはレオニーが描いた絵が、ダビッドがもう一人のダビッドを血溜まりの中で抱えている様子を現しているのだと悟ると、事実を確認する為に庭に向かい、そこに埋められた死体を発見する。マックスはダビッドが殺された事実をマヤに知らせようとし、5年後のダビッドはそれを阻もうとする。そこに隣家に住むシギーが忍び寄り、マックスをツルハシで殴り殺す。ダビッドはシギーに促されるままに、マックスの死体を車で運び出すと、人の寄り付かない森の中に埋める。シギーは破滅を避ける為にはそれしか方法が無かったのだと説く。

ダビッドは帰宅するや否や、マヤに危険が迫っており、守る為に向こう側へ連れて行くと伝えると、有無を言わさずに、マヤとレオニーをトンネルへ導く。ところが、ダビッドが元の世界の様子を窺いに行った間に、マヤ達はいなくなる。ダビッドは二人を呼び戻すべく、トンネルから出た矢先にシギーに殴り飛ばされる。シギーはダビッドに銃を突きつけ、こちらが留まるべき世界であり、引き返す事はできないと説き、逃げたら殺すと脅す。

翌日、マヤは昨夜の件についてダビッドに問い質す。ダビッドはマックスにマリファナを勧められ、正気では無かったのだと欺く。シギーはダビッドを自宅へ招くと、懲役刑から数週間前に仮釈放された直後に、こちらの世界を見つけ、古い人生を捨てて留まる事にしたのだと明かす。シギーはまた、こちらの自分を殺すのは幸せの代償、入場料の様なものだと説き、そうやってこちらに留まっている者達が大勢いる事を明かすと、罪悪感に苛まれて帰ろうとしたり、警察に行こうとしたりした者達はみな殺されていると警告する。

その直後、マヤは5年後から来た、近隣に暮らすスザンネとポールが、こちらの世界の二人の家に押し入って、二人を殺す現場を偶然目の当たりにする。当惑したマヤは、その近くで遊んでいた二人の娘ネーレとレオニーを連れ帰ると、ダビッドに二人が殺された事を明かし、通報しようとする。ダビッドはマヤを宥め、落ち着いて説明する様に促すが、マヤはダビッドの様子を訝り、トンネルとの関わりを疑う。

間もなく、ネーレが監禁されているとの通報を受けた警察が駆け付け、同伴したスザンネとポールがネーレを保護する。マヤはそれが本物の両親では無いと訴え、ネーレを連れ戻す様にダビッドに哀願する。警官は去り際に、マヤから目を離さぬ様にダビッドを咎め、ダビッドは警官もまた入れ替わったのだと悟る。

その直後にダビッドは5年後からやってきたマヤから連絡を受け、シギーの家で落ち合う。マヤはダビッド、レオニーと一緒に、こちらでやり直したいとの意向を示す。シギーはこちらの世界のマヤを殺す様に命じ、銃を提供する。ダビッドはマヤの代わりにそれに応じる。一方、レオニーはこちらの世界のマヤに、ネーレがより良い両親の元にいると説くと、自分も新しいパパの方が好きであり、昔のパパは遠いところに行ったのだと明かす。

ダビッドは銃を携えて自宅に戻る途中、5年後から来てこちらに留まっているギアと遭遇する。ギアは昔の事は思い出したくないと説き、レオニーの無事を喜ぶ。ダビッドが本物では無いと悟ったマヤは、侵入したダビッドの不意を突いて殴りつけ、何者なのか問い質す。翻意したダビッドはマヤが殺され、レオニーが奪われると警告し、一緒に向こう側に行くしかないと諭す。シギーはダビッドの翻意を悟り、警官達と共にダビッドを殺しに行く。ダビッドは車で逃走する様に見せかけ、その隙にマヤとレオニーをトンネルに向かわせる。ダビッドは銃撃から逃れる際に、事故を起こして停車する。レオニーの前に5年後のマヤが駆け寄り、連れて行こうとするが、こちらの世界のマヤの哀願に抗しきれずに諦める。マヤとレオニーの逃亡に気付いたシギーは、二人に銃撃を浴びせる。ダビッドは再び車を発進させ、シギーを撥ねようとするが、シギーはボンネットに飛び乗り、ダビッドの首を絞めて殺そうとする。ダビッドはマヤ達がドアを抜け、トンネルに入ったのを確認すると、車をトンネルの建屋に突っ込ませてトンネルを崩壊させる。シギーはその場で息絶える。その後、ダビッドは自宅のプール際に佇む5年後のマヤに寄り添い、その手を握りしめる。

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ようやく秋分を迎えたワケだが私は冬の訪れが待ち遠しくて仕方ない。

今日も祝日らしい。という事をテレビの祝日編成で知るムショクな私である。相変わらずコバエの大量発生への対処に追われていて、ノイローゼ気味だ。発生源のゴミ袋の結び目の僅かな隙間から出て来られる事が分かったので、二重にしてみたのだが、それでもまだ出て来られる様で、もったいないとは思いながらも三重にしてやった。それでも次から次へと湧いてくる。他にも発生源があるのだろうか。叩き潰したり、掃除機で吸ってやったり、そうやって殺しても殺しても、新たにまた飛び交い始めるからキリが無い。ひょっとしたら、私は正気を失っており、幻覚を見ているのでは無いかと疑ってみたくもなるのだが、叩き潰した死骸はリアルそのものなのだし、幻覚では無いはずだ。そう信じたい。しかし、もうコバエはうんざりだ。冬入りするまで待つしか無いのか。さて、備蓄しておいたボトルコーヒーが一昨日に完全に無くなったので、昨日から強制的にデカフェモードに突入したワケだが、離脱症状と思しきダウナーな倦怠感がハンパない。もう少しソフトランディングすべきだったと今更後悔している。色々と心労が募るおかげで、頭皮を毟る悪癖が収まらず、アトピックスキンが血だらけだ。もう毟らないと意を決してみても、ついつい弄ってしまう。今日もマイルドにタヒにたい。