チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

遅読ゆえに。

働いていないのだから読書くらいしてアタマの劣化を防ごうなどと浅慮な考えのもと、定期的に

図書館で本を借りるという生活を送っている。しかし、いかんせん僕は遅読だ。しかも集中力も

続かなくなってきた。世の中には速読やフォトリーディング()などの能力を備えている人が少なからず

いるようで、それでいて内容もしっかり飲み込めているというのだから本当に羨ましい。僕の場合、

読んだその瞬間から忘却の彼方へ消えていってしまうこともままあるんだが・・・はぁ・・・。

人と会話することも無いし、積極的に読書について感想を述べることもないから、アウトプットの機会が

皆無に等しいよ。ズボラだから何を読んだかの直近の記録すら付け損ねる始末。

 

そこでここ一ヶ月程の読了記録。本当にただの記録。

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)

ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪 (文春新書)

もう働いたら負けだろ的な・・・。◯ニクロってマジ終わってんな的な・・・。

スウェーデンはなぜ強いのか (PHP新書)

スウェーデンはなぜ強いのか (PHP新書)

以前もスウェーデンに関する本を読んだが、類似する部分はあってもやはり面白い国だ。なにより

必要なのは政府と国民の信頼関係であって、我が国もこんな素晴らしいスウェーデンを参考に~

とかお花畑ですよって。

大阪―大都市は国家を超えるか (中公新書)

大阪―大都市は国家を超えるか (中公新書)

大いに読み応えあり。大阪の歴史についてかなり精緻に分析・論考されている印象。橋下・維新の

誕生までの軌跡、その因果に触れることができた。筆者は僕とほぼ同年代でこの筆致というのに驚嘆、

そして脱帽。(笑)

誰かに教えたくなるアレの名前

誰かに教えたくなるアレの名前

箸休め的な雑学本。

デフレーション―“日本の慢性病

デフレーション―“日本の慢性病"の全貌を解明する

ふむ、内容自体は極力平易に著されているようだが、やはり数式部分は若干流し読み。筆者も

再三指摘するように、期待が本当に実体経済を好転させることってできるのかねぇ。アベノミクスって

本当にどうなのよ?ずぶの素人にはどうしても経済学論争って神学論争みたいなんだよなぁ。大規模な

社会実験しているみたいだよ。まあ無知なおっさんは黙って静観しかないわな。そういえば、

著名なスティグリッツ大先生が来日しててアベシを表敬訪問してたな。興味津々だよ。

 

昨日は図書館で借りてきていたNスペ「ドキュメント太平洋戦争 第1集」を鑑賞。シーレーンが

絶たれてもはや取りうる選択肢は神風頼みの玉砕戦のみという、泥沼に嵌り込んでいく日本軍の

敗戦への道のりを描いた内容。オンタイムでは観ていなかったが、大変興味深い。このシリーズを

また借りてこよう。