チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

初夏でしょか。

暑い。平年を上回る気温に今からヘタり始めている。湿気が抜けて行かないから不快指数が高いんだな。おっさんの僕は今日、カーデガン男子だったワケだが、それでも汗ばむ陽気に、やっぱり薄手のシャツの方が良かったかと考えあぐねてしまった。さて昨日、少しばかり早く眠りに就いたおかげで早起きすることができ、時間に余裕をもたせることができた。What a beautiful day! いやぁ、めでたい。終わらせなければ始まらない、この暗鬱とした日々。光の射す方へちょっと行ってみようかという気にもなるってもんだ。この調子でまた職業相談にでも行こうかしら。

 

昨日は細田守監督作「おおかみこどもの雨と雪」を鑑賞。「サマーウォーズ」がなかなか面白かったので本作も気になっていたところ。設定はファンタジーだからかなり突拍子も無い感じだが、クオリティがめっさ高い作品。いやぁ、もう声優陣がかなり上手なんだよねぇ。花と雪なんて特に。俳優が声をアテるとその顔がどうしてもチラついてしまうのだが、宮崎あおいは花役に完全にハマってると思った。表現力がプロの声優顔負け。華奢なカラダで気丈に頑張る姿が余りにも切なすぎて、終盤目頭が熱くなってしまったよ。雪役の女の子はケラケラ笑って、ワンワン泣いて、そしてガオガオ吠えて、我が子の様になんとも愛くるしかった。映像がこれまた素晴らしい。活き活きとした大自然の描写はさすがBDさまさま。家族、地域、自然、それぞれとの繋がり合いを作品全体を通して追体験させてくれるような、そんな慈しみに満ちた誰にでも勧めたくなる傑作だった。

 

何か忘れてると思ったら借りてる図書の返却日が過ぎてたんだな。たくさん順番待ちしてる図書だけに、誠に申し訳ないことをしてしまった。なにボケッとしてんだろうなぁ、もう。今日、早速返却してこねば。