チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

トレモロス。

株安と円高が進行している様だね。投資には全く手を出していないから相場で一喜一憂なんてことはないのだが、株価が下がって喜ぶヒトはそうそうおるまいて。為替はどの辺が適正なのか専門家でも意見の分かれるところらしいが。参院選が近づくにつれ自民と維新は有権者に対するアピール合戦で随分喧しくなってきた。一方でリベラルは何やってるんだろうか。本当に存在感薄いよなぁ。このままじゃワタミやイノキの様なブラックスポ魂マインドの珍獣共が参院を跋扈するでしかし。限定正社員とかよう、生活保護改悪とかよう、現代のスティグマ創造に随分とご執心じゃないか。大した得票率でもなかったはずの自民が参院も押さえてみろってんだ。片山さ◯き的なBBAが増長するのは火を見るより明らかだろうに。これが俗にいうネトウヨノミクスなのかしら。「ニッポンヲトレモロス」って一体全体何をどこから取り戻すんだろうな。ま、こんな愚にもつかないこと言ってないで、僕は社会性と健康を取り戻すことに注力せんとな。年越せるのかな・・・って昨年も同じ事考えてたよなぁ。

昨日はサム・メンデス監督作「アメリカン・ビューティー」を鑑賞。アカデミー作品賞受賞作品だが、なぜか今まで素通りして観てこなかったので。社会派ブラックコメディとでも言うのだろうか。これ、めっさ面白いの一言に尽きるわ。完全に物故割れたある一家とそのご近所さんを巡って描き出されるメリケンの実相。傍目で見るとどの登場人物も物凄く気持ちの悪い人達なんだが、それらをおしなべて"beauty"と言い切ってしまうところがニクいね。展開が色々と衝撃的過ぎて結末が全く予想できなかったが、終始露悪趣味的なノリで突っ切ってくれた。すんごいSEXシーンとか、少女のヌードとかある意味感動すら覚える。ケヴィン・スペイシーのマスターベーションとか(笑)。こういう形で向こうの文化を垣間見るのも楽しいなぁ。