チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

じぇじぇのみくす。

なんだそれって知らんがな。朝起きたらじぇじぇじぇ言いながら朝ごはんってのが最近のお決まりなんだから。「あまちゃん」の視聴率が好調らしい。

あまちゃん・能年玲奈、最高視聴率22・1%に「じぇじぇ!」:芸能:スポーツ報知

小ネタぶっこみ過ぎかなぁって感じは否めないが、「純と愛」の斜め上行き過ぎた感じとは違うからこれはこれで良いんだろうな。昨日なんか美保純がレディ・ガガのコスプレして登場したからね。50代なのにあまりにスラっとした美脚ぶりで、朝っぱらからホントに驚いてしまったよ。めっさスタイルええのう。一昨日観た映画「任侠ヘルパー」にも少し出演してたんだが、そっちは随分シリアスな役どころだったな。もっと色んな作品に出演して欲しい。んで、あまちゃんの方は直に東京に舞台が移るようだが、はたしてどんな展開が待ち受けているんだろうねぇ。アキにはそのままずっとけろけろ~っと訛ったままでいて欲しいわ。息切れしたアベノミクスを尻目に、今後もじぇじぇじぇじぇじぇ~っと視聴率が上がっていくと良いね。

 

昨日は阿部寛主演作「カラスの親指」を鑑賞。なんと能年玲奈が準主役級の本作。タイトルから内容が類推できないので、どんなんかなぁって感じだったがコレが実に良くできた傑作だった。詐欺師の二人が繰り広げるヒューマンミステリーとでも言おうか。阿部ちゃんだけで画になっちゃうのはお決まりとして、村上ショージとの軽妙な掛け合いが意外と面白い。最近はガキの使いくらいでしか見る機会がないショージ兄やんだが、本作の最重要キーマンである。少し辿々しいのが逆に味わい深い。そして能年玲奈あまちゃんの天真爛漫な少女役とは少し違った、しっかりものの妹役として、姉役の石原さとみを差し置いての熱演ぶり。いやぁしかしかわいいよなぁ、娘くらいの歳なんだが(笑)。160分という長尺ながらも、最後のネタ明かしではスッキリすること請け合い。観る者を気持ちよく騙くらかして、「カラスの親指」ってなるほどぉ!なオチが待っている。こういう雰囲気の作品は邦画ならでは。メンタルにとてもやさしいよ。