チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

備忘録 July 2013。

全国的に大荒れの天気だそうで、ウチの地域も御多分にもれず強風が吹き荒れる一日となった。週間予報によれば向こう1週間は愚図ついた天候が続くらしい。こりゃ通院と買い出し以外は引きこもるに限るね。静養して本格的な夏日の到来に備えよう。

さて、今夜は久しぶりに読了記録を付けておこう。まぁ単純に読み終わった順に列挙するだけの簡単なお仕事だよ。乞食の備忘録。

東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)

東電福島原発事故 総理大臣として考えたこと (幻冬舎新書)

プロメテウスの罠とか読んでるとさほど目新しい記述はないかな。事故当時の総理として、それなりに誠実に向き合った一冊かと。

ニセモノ政治家の見分け方 ゴーマニズム宣言ライジング

ニセモノ政治家の見分け方 ゴーマニズム宣言ライジング

アベシに厳しい指弾を浴びせるご存知よしりんのブロマガを纏めて発展・昇華させた一冊。

ひとりも殺させない: それでも生活保護を否定しますか

ひとりも殺させない: それでも生活保護を否定しますか

NPO法人「ほっとプラス」代表の著者による貧困の現場から発する静かな怒り。生活保護反対の世論も巻き起こる中、草の根で奮闘していらっしゃるんでしょうなぁ。

「新型うつ病」のデタラメ (新潮新書)

「新型うつ病」のデタラメ (新潮新書)

新型うつは「甘え」と喝破。うつ発症のプロセスや症状の見極め方について理解が深まる。ただ医師によって見解が分かれるところでもあり、新型うつの定義はなかなか難しいね。

個人的に著者は天才だと思う。社会の仕組みを大きく変革し、貧困をなくす提案がなされているが、その方法はかなりドラスティック。良し悪しは別にして、こんな大胆な発想は凡人にはできないなぁ。

目からウロコな情報満載。外資による水資源買収が危惧され、規制や保護の議論が巻き起こる最中、冷静に問題を見つめなおすに当たって、これは必読の書。水に対する考え方が大きく変わる。

「正しい」とは何か?: 武田教授の眠れない講義

「正しい」とは何か?: 武田教授の眠れない講義

日頃、ブログ等で武田センセの発言をフォローしていれば既知の内容かなと。

日本の景気は賃金が決める (講談社現代新書)

日本の景気は賃金が決める (講談社現代新書)

前著も読んだが、著者の考え方は大変しっくり来る。本書も資料やデータを列挙し説得力のある内容。90年代バブル、ITバブル、リーマンショックの経験を踏まえて、(始まってしまった)アベノミクスの目指すべき場所を指南する。賃金デフレ解消なくして日本の景気回復はありえないと断言。

ヤバい経営学: 世界のビジネスで行われている不都合な真実

ヤバい経営学: 世界のビジネスで行われている不都合な真実

一言でいうと「経営者ってそんなに大層なもんじゃないよ」っていう内容。こんなにこき下ろしちゃって大丈夫かいな?(笑)読み物としてはとても面白い。

5日で1冊くらいのペースか。Kindle買ってじっくりまったり読書したいなぁ。もうあれ以上値下げしないのかしら。乞食のクセに物欲だけは旺盛なんだわ。いや乞食ゆえにか。