チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ザンゲセヨ。

昨日、図書館に行く予定だったのだが、あいにくの天候で断念した。おかげで図書一冊の返却期限が過ぎてしまった。正直に言えば小康状態の時間帯があったのだから、徒歩で往復1時間弱くらい、無理をすれば行けないこともなかっただろう。しかし予報を確認した段階でもう行く気力が失せていた。これには多少延滞してもさして咎められることもないのだから、という甘えが働いているのは否めない。これがツタヤのレンタル品だったら、多少の雨くらい物ともせず返却に赴いたはずだ。もっともそうならない様に、通常は期限が来る前に返却しているが。しかし図書館は微妙に遠い。ツタヤの様にフラッと返却しに行ける距離ではない。だからせいぜい週一ペースでマンドクセと思いながら出向くワケで。・・・っておいおい、タダで借りておいてなんという言い草なんだ。これが乞食のメンタリティか。それにしても罪深いことをしてしまった。一冊だけとはいえ、順番待ちされている図書である。僕の延滞のおかげで後続の人はその分、読む機会を逸するかもしれない。言うまでもなく読書というのは一期一会で、一冊との出会いが人生を大きく左右することだってあり得る。僕のようなGMKZはせめて人畜無害を心がけねばならないはずなのに、なんてこった、非常に心苦しい。とどのつまり、雨が悪い。えー、と言うワケで、ニ、三日以内に返却しに行けるかと存じます。すんまそんm(_ _)m

昨日はゲイリー・マッケンドリー監督作「キラー・エリート」を鑑賞。殺し屋一味と英特殊部隊の応酬を描くクライム・アクション。興行的に大きくコケてしまい、評価もイマイチな様だが、個人的にはかなり面白かった。ステイサムとデ・ニーロのタッグってのは、もうそれ自体がシビレル!ワケで。80年代という設定上、アクションはどこか土臭くも、ストイックな仕上がりで見応えアリ。いわゆる勧善懲悪モノと違って、登場人物、全員悪人的な設定がこれまた良い。物語は実話が題材になっているらしく、英国も中東で随分ヨゴレ仕事ことやってきたのねぇってのが前提のお話。ホント、石油利権ってヤツはきな臭さ全開よね。「宣言のない終戦はありえない」的なセリフがまさに本作の中核を成しており、報復劇は延々と続くのかしらと予見させる締めくくり。島国の一庶民には遠いセカイの話の様に思う反面、こういうヤツらの暗躍の上で、各国の政治や経済が切り盛りされてるのかも知れんのだよなぁと、僕は眉をひそめるのであった。