チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

3.11に僕は。

震災から丸3年。2010年の暮れは個人的に絶望の淵にあり、死をも覚悟していたのだけど、年が明けて悶々と暮らしている内に、3月11日が訪れてしまった。あれからもう3年も経つのだ。遠方にいるせいか、どうしても他人事として処理してしまいがちな被災地の現実。恥ずかしながら、これまでに被災した方々のために、何一つしてあげられたことがない。逆に僕の方が映像や書籍から学び、感じ取ることが多いくらいだ。そして、これまで惰性で生きてこられたのは、被災した方々にどこか負い目があったからかもしれないと気付く。復興はまだまだ道半ば、隘路に嵌まり困窮しておられる方も多いと聞いている。それでも今日という日から目を背けずに生きているのだ。僕の様な恵まれた立場にある者が克己できずにどうするか。今の僕には震災を語る余裕も、資格もない。

 

読了記

日本国憲法 (小学館アーカイヴス)

日本国憲法の全文にルビが振られ、尚且つ用語の解説まで添えたまさに憲法の入門書。これならおそらく小学生でも読めるはず。お値段は¥525と大変リーズナブルで、ご家庭に一冊と言わず、一部屋に一冊あってもいいくらいかもしれない。おっさんもこれは購入しようかと思う。条文とは別に、カラー写真が多数挿入されていて、憲法とは直接関係ないのだけど、どれも年季を感じさせるモノばかりで、なかなか味わい深い。ただどうしても必要かと言われれば・・・必要ないかも(笑)。今回初めて、一語一語声に出して丁寧に読み上げてみたのだけど、本当に良くできているよねぇ。

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日本国憲法 (小学館アーカイヴス)

日本国憲法 (小学館アーカイヴス)

 

 

映画鑑賞記

マイケル・マン監督作「コラテラル」("Collateral" : 2004) 

ヒロイックなキャラクターを演じることが多いトム・クルーズが、終始、冷酷無比な殺し屋に扮するクライム・サスペンス。脳天気でちょっと冴えないタクシードライバーのマックス(ジェイミー・フォックス)が、夜勤で街を流していたところ、殺し屋のヴィンセント(トム・クルーズ)を乗せてしまうことに。銃で脅され、次々と殺しの手伝いをさせられるマックスだったが、次第にアツい漢の部分が覚醒。ヴィンセントに抵抗し、遂には真っ向から対峙する展開に。序盤で張られた伏線が後半に活きてくる辺り、なかなか渋いですな。トム・クルーズは銀髪にグレーのスーツという出で立ちで、悪役に徹しているけど、ちょっと違和感あるかなぁ。にしても、Audioslaveの"Shadow on the Sun"が流れるシーンはグッと来るわ。ホント名曲。あと、ジェイソン・ステイサムがものっそいチョイ役で出ていたけどありゃなんだ?(笑)

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