チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

アトピっ子、再確認。

先日、採血した血液検査の結果が出ている頃合いだったので、昨日はそれを受取りに病院へ。IgE値は3000台というコトで、過去に検査した時の値と大差なく。基準は170以下らしいから、比較的かなり高い数値であり、アトピっ子たる所以を再確認したところである。僕の場合、ハウスダスト、コナヒョウヒダニに極めて強いアレルギー反応が出ていて、あとは真菌とか花粉がゾロっと並んでいるのだけど、果たして完全無欠のクリーンルームみたいな部屋で生活すれば改善する代物なのだろうか。あとは食品関係ね、大雑把には分かってるけど品目ごとに精査してみたくはある。分かったとして何をどうこうできるのか、そこが問題だけど。ときに件のIgE値は、必ずしもその大小が症状の強弱を決めるというワケでもないらしく、この辺が実にめんどくさいところ。試みに一度、人間ドックで全身まるっと調べてみたいよなぁ。健康でありたいというより、「自分」について知りたいのよね。まぁ一生無理だと思うけど・・・。

 

読了記

日本国憲法を口語訳してみたら

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法学部在籍の著者自身が、2ちゃんねるで披露したネタに大量のはてブが炸裂して、書籍化にまで漕ぎ着けたという、ちょっとアレな感じの作品。内容はタイトル通り、堅苦しい憲法を現代風に表現してみようぜってノリでこの辺は賛否が分かれるところだと思う。「われら→俺たち」「子孫→ガキ」とまぁこんな按配で、憲法の全文が「口語訳」されとるワケで、ヒトによってはクラクラ目眩がしてしまうかもしれない。憲法は国家にとって何よりも上位に位置する枢要なモノだけど、その割には一般的にイマイチ馴染みが薄いんじゃないの?ってのが執筆の動機だとか。義務教育でしっかり教えるべきだと思うんだけどなぁ。護憲論、改憲論の狭間でなおざりになっている様に思うわ。政治家ですら憲法尊重擁護義務を蔑ろにするかのような言動を振りまく昨今だし。

日本国憲法を口語訳してみたら

日本国憲法を口語訳してみたら

 

 

映画鑑賞記

ジェームズ・マクティーグ監督作「推理作家ポー 最期の5日間」("The Raven" : 2012)

言わずと知れた推理作家エドガー・アラン・ポーの、謎に包まれたその死とそこに至る経緯を、想像を元に描いたサスペンス作品。おっさんは氏の作品を読んだことがないし、その人となりについても全く知らなかったのだけど、本当に本作で描かれている様な、ちょっと気性が荒くお調子者な感じだったのかしら。飲んだくれで執筆活動から遠ざかっているエドガーが、連続殺人犯に恋人エミリーを拐われて、その上、公然と挑戦を申し込まれるワケですな。一連の事件について新作を書きおろし、その結末を推理してみせよと、まぁこんな具合で。犯人は殺人を重ねる度、エミリーに辿り着けるヒントを巧妙に残していき、そこからエドガーや警察らが犯人を推理し、徐々に肉薄していくというおハナシ。完全に創作だからこそのストーリー展開で、ちょっと出来過ぎかなぁと。「シャーロック・ホームズ」意識してるよねコレ。

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