チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

寒さぶり返す。

一晩中強風が吹き荒れとったとです。しばらく夏のような暑さが続いていたのに、今日は終日一桁気温で、暖房点けようか迷ったけど・・・点けない。フリースに布団ミノムシで凌ぐ。こういう寒暖の微妙な時期は、着るモノに困るから、暖かくなるならなるでスパッと移行して欲しいのだけど。服のコトを考え始めると、物欲が刺激されて、当て所無くネットの通販サイトを徘徊してしまうから、できるだけ考えないようにしている。何を隠そう、服への浪費が引き金となり破産したコトがあるのだ。ハッハッハ・・・。根っからのGMKZ宣言。買い物依存症というのはそう簡単には治らないモノらしい。僕の場合、容姿コンプ由来だから、攻殻機動隊に出てくる義体みたく、全身換装でもしないと、逃れられんのだろうな。

ときに、今夏はエルニーニョのせいで、冷夏となる可能性が囁かれているワケだけど、おっさんの住む地域はどうなるのかしら?過ごしやすいに越したことはないけど、農作物への影響が心配だわ。

 

読了記

負ける力 (ポプラ新書)

端的に言えば自己啓発本。タイトルから得た印象とはかなり異なる内容だと思うのだけど、はて。柔よく剛を制す的な発想で、コミュニケーションの場における、相手との「ベクトルの和」を模索する方法を指南している。シナジー効果ですな。一歩引いてみる力~とかそんな感じだと思う。

僕はこの手の自己啓発系の類が苦手だ。某女史の云うところの「キャリアポルノ」ってヤツ。まぁ、某女史のコトも苦手なのだけど(笑)自己啓発本は決まって成功者の上から目線の弁に終始しているワケで、負け組街道を這い蹲っているおっさんの様な立場からすると、読んでいてイライラしちゃう。それなのに無批判に有難がるファンが絶えないから、焼き直し同然の内容でシリーズ化されていたりするんだよね。敢えて言おう!ゴミであると!じゃあ読むなよってハナシなのだけど、どうしてこの本を借りてきてしまったのかしら・・・。ちなみに本書がゴミとか、そういうつもりは全くないのであしからず。

著者はリクルート出身の方で、義務教育では初の民間人校長も務めたやり手らしい。無知なもんで知らなかったが。(夜スペなんかでお馴染みの杉並区立和田中学校)今はフリーランスで、国をも巻き込んで教育制度改革に邁進しているとのこと。その仕事ぶりは筆致から存分に感じ取れるし、実際に結果を出しているのだから、仕事の依頼が引きも切らないのだろう。確かに、本書を読んでいると、日本の教育制度を憂いたくもなるし、著者がこの分野にかける情熱は理解できる。リクルート出身の人間はアツいね。とまれ、負けてないヒトはご一読あれっと。

(014)負ける力 (ポプラ新書)

(014)負ける力 (ポプラ新書)

 

 

映画鑑賞記

新房昭之監督作「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」(2013)

人気TVアニメの劇場版完全新作。昨年、総集編の劇場版前後編を観たので、せっかくだから新作の新編の方も。最初は抵抗のあったこの萌え絵とアニメ声も、随分慣れてきたかなと。

前後編で行われていた魔女退治ってのはもう終わってしまって、今作の舞台はそっくりそのままパラレルワールドの様な世界。まどか、さやか、杏子、マミの4人に、ほむらを加えた魔法少女の5人が、人間の悪夢から生じるナイトメアを退治すべく、夜な夜な活動している。でも。いつから、どうやって、魔法少女としての活動が始まったか、誰も覚えていないし、考えようともしない。ただ一人、ほむらだけがそのことに違和感を覚え、本来の自分の姿と、世界の仕組みについて理解してしまうワケです。この辺からようやく、前後編からの流れを組む、物語の全貌が見えてくる。世界はどう変わり、少女達に何が起こったのか、その謎がほむらを中心にして解き明かされていくと、まぁそんな感じ。主役はまどかというより、ほむらなんだよね。

後編の最後にまどかが施したらしい「円環の理」とかいう言葉が、随所に出てくるのだけど、大した説明も成されないままに進行するからイミフ状態。おっさんには何もかもが超展開過ぎて、付いていくのがやっとこさ。ただ、このシリーズは萌えキャラのイメージの割に、ダーク寄りで前衛的な演出が良い雰囲気を醸し出していて、なかなか面白い。アニメはほとんど観てないから、他と比較してどうこう言えないのだけど。たまにはこういう作品を観るのも乙ですわ。

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