チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

片付けられない男。

昨日は数ヶ月ぶりに窓を開け、ひきこもりルームの空気を入れ換えた。そしてこれまた数ヶ月ぶりに、部屋の掃除を行った。すべてピカピカにしたいところなのだけど、ただでさえ片付けられない性分である上に、暑さで気が滅入ってしまって、全工程の半分くらい済ませて終了。僕の性格上、また数ヶ月先まで掃除しないだろう。

ネガチブさが汚部屋化させるのか?あるいは汚部屋だからネガチブになるのか?兎にも角にも、明日できるコトは今日しない己のGMKZっぷりを改めずして、現在の状況が好転するはずもないのだろうなぁとしみじみ。昨日より今日、今日より明日は更に悪くなる一方なのにさ。転がる石の様に・・・

今まで住んできた部屋は軒並み汚部屋にしてきちゃったんだわ。そういう性癖なのか病気なのか、自分では判別付かないけれど、整理整頓の類が幼少の時分から大の苦手。それに対する自覚や負い目はありつつも、もはや是正するには手遅れ感がハンパなくどうにもならない。他人様の部屋にお邪魔する機会が皆無に等しいから、世の男の標準的な部屋を知る由もないのだけど、独男もアラホーともなれば両極端に分かれるんじゃないかなぁ、コダワリ派とズボラ派みたいに。根拠はないけれど。ときに、片付けられない人間は事務処理能力にも劣ると思うのだけど如何かしら?こちらも根拠はないけれど。

"LUNA SEA 25th ANNIVERSARY" 昨夜は代々木盛り上がったんだろうなぁ。おっさんは既発のBDを観ながら、擬似LIVE感で我慢しました。

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読了記

古代世界の超技術 (ブルーバックス)

エジプトのピラミッド、古代ギリシャ古代ローマの荘厳な建築群、マヤやインカに代表されるメソアメリカ・アンデス文明の遺跡。本書はそれらに共通する「巨石文明」について、その建造方法に肉迫することで当時の技術水準を推し量り、そこに生きた人々の文化や生活様式を考察する内容となっている。

今日の様な重機やテクノロジーが存在しない古代にあって、どのようにしてあれほどの巨石を運び出し、積み上げる事を可能としたのか?高度な数学及び天文学の知識や、測量術を駆使したであろう、それら古代遺跡の数々は、どれもおよそ人間業とは思えぬ程の技術に満ちているため、宇宙人が引き合いに出されることもしばしばである。しかし、本書を読めば、その手の謂わばトンデモ理論など雲散霧消してしまうくらいに、古代世界の技術がいかに素晴らしいものか知ることになる。当時の人々の建造に掛ける情熱と勤勉さには、ただただ頭が下がる思いだろう。とにかく時間と工数をかけ、手間暇を惜しまないということが要らしい。

もちろん全ての謎が解明されているわけではなく、推測に基づく立論も多分にあるのだけど、そうは言っても現代技術を凌駕するかの様な巨石建造技術の数々に、我々が教わる事は多い。著者が言うように、古代世界による現代世界への挑戦状と受け取り、改むるところは改めるべきかも知れない。

先日来、Google Earthで世界の遺跡探訪をしており、軽い気持ちで本書を読み始めたのだけど、こんなに奥深い世界だとは思わなかった。何千年もの長きに渡りその姿を残す古代の巨石文化と、合理性・効率性を最優先しスクラップ・アンド・ビルドを繰り返す現代文化の違いに思いを馳せるにつけ、複雑な気持ちであった。果たして我々が何を残せるのかと・・・。

古代世界の超技術 (ブルーバックス)

古代世界の超技術 (ブルーバックス)