チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ハロワ涼しや。

季節外れのこの暑さはもう少し続くらしい。なんでもここ数日、国内のホッテストな地点は北の大地に集結しているらしく、最高気温ランキングでも上位を独占したとかで、名誉だか不名誉だかそんな有り様。さすがにここまで季節外れ過ぎると、農作物や家畜への影響が心配されるところだけど、そこんとこホントにどうなのかしら?お前は自分の身の振りだけ心配してろと言われれば、まぁ確かにその通りなのだけれども。

おっさんの活動拠点の中で、いま一番にクールな場所がハロワ。文字通りのクールっぷりで、さながらハロークールな状態。昨年と比べると、設定温度をやや下げたかなって印象。トラブルかなんかで火発が飛ばない限りは、こんな感じでもおkなんだろう。震災直後は自粛ムードと節電徹底で、利用者も職員も汗だくでそりゃもう大変そうだった。現在住んでいる場所とは違う管轄のハロワになるけど、震災前なんてキンキンに冷房が効いていて寒いくらいだったんだわ。サウナの様な自室にいると熱中症になりかねないから、仕事探しの口実で涼みに行っていた。文無しムショクにとっての生命線だったワケで、ありがとうハロワ。これマジ。もちろん長居はできないけどね。お前は何年ハロワに通ってんだって話なのだけれども。

普通に生活してるヒトは、ハロワに行く機会なんてないだろうし、さしずめ穢れの地みたいな場所かねぇ。しかしおっさんにニコッ!とハローしてくれるワークないかしら・・・。

 

映画鑑賞記

アルフォンソ・キュアロン監督作「ゼロ・グラビティ」("Gravity" : 2013)

地球への生還を賭けて、宇宙飛行士が孤軍奮闘する様を描くSFスリラー作品。映画館で観てからまだ半年も経たないのに、もう自宅で観られるとは。最近は公開からリリースまでの期間が本当に短い。

ヒューストンの管制室から、シャトルで船外活動中の宇宙飛行士ライアン(サンドラ・ブロック)とマット(ジョージ・クルーニー)に、ロシアが自国の衛星をミサイルで破壊したという一報が伝えられる。当初は、軌道が異なる為に作業に支障はないかと思われたが、破壊で生じたデブリが連鎖的に他の衛星を襲うまでに事態は発展し、被害は一気に拡大。一転してシャトルにもデブリ到達の危険が迫る。ライアンらは緊急避難を余儀なくされるのだが、デブリの到達の方が早く、大破したシャトルから宇宙空間に放り出されてしまう。シャトルを失なった彼女らは、ISSソユーズにより地球帰還を目指すも、ヒューストンとの交信も途絶え、孤立無援の状態。彼女らを待ち受けるのは苦難の連続であった。

二度目の鑑賞なのに手に汗握る感じが堪りませんな。映画館では3D感の方に陶酔していたせいか、今ひとつ自分の中で処理できなかった点も、こうして腰を据えて観てみると、本当によくできてるなぁと実感。革新的な作品だと各所で絶賛されるのもむべなるかなと。映像美もさる事ながら、ヘッドホンで聞いていると、あたかも自分が宇宙服を着ているかのような音響効果が施されていて、聴覚的にはある意味、劇場より臨場感が得られる。荘厳で感覚を刺激するBGMも改めて聴くとなんとも味わい深い。ライアンとマットが離れ離れになろうかというシーンでは目頭が熱くなるし、いざ地球への生還を果たそうかというシーンでは全力で応援したくなる。これは是非ともBD購入して、特典映像で撮影の裏側とか見てみたいわ。

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