チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

昨夜の雑感。

しとしとぴっちゃんと雨降る日曜日。今日はう◯こみたいな話題でひとつ。

昨晩、土砂降りの雨の中、恒例の(?)AKB総選挙が行われていたので、めちゃイケが潰れたコトをボヤきつつも、ながら観していたのだけど、上位はド素人のおっさんでも知っているような知名度の高いメンツ揃いだった。日頃、小林よしのりフォロワーとして、否が応でもその名を見聞きさせられているので、チームの具体的な内容は知らなくても、10人程度なら顔と名前の区別が付いてしまう。思い入れがなくても、あーこの子ならこの順位わかるなぁとか、熱狂的に支持される理由がわかるなぁとか。そんなレベルのおっさんの、上位7人に対する認識。謂わば「わかるわぁランキング」は以下のとおり。

1.渡辺麻友  → わかる

2.指原莉乃  → わからん

3.柏木由紀  → わかる

4.松井珠理奈 → わからん

5.松井玲奈  → わかる

6.山本彩   → わかる

7.島崎遥香  → わからん

別に特に理由はないからね。ちなみに前田敦子→わからん、大島優子→わかる。ところで僕が感心したのは、順位が確定した後の彼女達のスピーチ。人前に出てナンボの商売で相当に訓練を重ねているとはいえ、二十歳前後の子達が、数万人の観客を前にしてあれだけ熱弁を振るえてしまうのが凄い。

以上、おっさんによる総選挙雑感でした。ど~でもい~いですよ。

 

映画鑑賞記

パティ・ジェンキンス監督作「モンスター」("Monster" : 2003)

実在したシリアルキラーの娼婦アイリーン・ウォーノスの、犯行に及んでから逮捕勾留に至るまでの経緯を実話を元に描いたクライムドラマ。

娼婦のアイリーンは家庭の事情から、満足な教育を受けられず、幼い頃から体を売る生活をしていた。学歴、スキル、資格のない彼女は、カタギの職業に就く事が困難だった為、街娼で僅かな金を稼ぐもその日暮らしに窮する有り様だった。ある夜、アイリーンは雨宿りに入ったバーでセルビーというレズビアンの女と意気投合し、セルビーが知人宅で間借りしている部屋に転がり込む。程なくしてセルビーと恋愛関係になったアイリーンは、駆け落ち同然の二人だけの生活を夢見て、モーテル暮らしを始めるのだが、その宿泊代や生活費を稼ぐ為に、路上で引っ掛けた客にレイプ寸前の半殺しの目に遭い、携行していた銃で衝動的に殺してしまう。この時から、アイリーンは殺人で客の金と車を強奪するという、安易な方法に味をしめる様になる。セルビーと共に何不自由ない生活を送りたい、その一心で殺人を繰り返すアイリーンだったが、警察による捜査の手はすぐそこまで迫っていた。

アイリーン役のシャーリーズ・セロンが役作りの為に体重を13キロも増やし、本人と見紛うばかりの出で立ちでシリアルキラーを演じきった事で有名な作品。アカデミー主演女優賞受賞も納得の怪演ぶりで、現在のクールビューティな印象とまるでかけ離れていて、誰なのか判別が付かないほど。荒みきった表情、でっぷりした身体、粗野な振る舞い、よくもここまで再現できたもんだ。娼婦の経験しか無く、社会から爪弾きにされてきたアイリーンに、マトモな恋愛など望むべくもなく。それ故、セルビーに絆された途端に、レズ属性に目覚めてしまったという事かしらねぇ。以後、女を買うのは不貞な行為だと独善的に男を断罪する事で、自身を正当化する様に殺人を繰り返していくのだけど、その実、単にカネ目当ての強殺なワケで、育ちの不遇が招いた悲劇にしても、汲むべき点は見当たらないよなぁと。ちなみに本作公開の約1年前にアイリーンの死刑が行われているそうで・・・

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