チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ズボラとアレルギー。

もうずっと雨。除湿しているのに、部屋の湿度はある値を境に一向に下がらない。寝る時以外は常時稼働させているもんだから、電気代が怖かったりする。僕の乞食ルームは建物の構造上、湿気が籠もりやすくカビが発生しやすい。カビに対するアレルギー持ちとしては、全力で彼奴らを食い止めなければならない。本来は部屋の掃除を怠らず、常にピカピカな状態を維持せねばならないのだけど、ズボラな性分が気持ちを削いでしまうのが、僕の残念極まるところ。ズボラvsアレルギーの鍔競り合い、ファイッ!

電気代が気になる一方で、ガス代の検針票を見てニヤリ。ここ二週間程の季節外れの暑さのおかげで、かなりの安上がりとなった。調理に用するエネルギーなんて微々たるもので、給湯に使う水温がダイレクトに響くのだなぁとしみじみ。まぁそれでも暑いのはゴメンだけど・・・。

長らく、ガス代の上昇を恐れて、調理を控えていた時期があった。簡単な調理を始めて以来、洗い物で給湯の頻度が高まったものの、トータルでは生活費を下げる事に繋がったのは良かった。しかし、これからはどうだろう。インフレに向かえば光熱費とて上昇は避けられないし、更なる増税も控えている。底辺は底辺なりに、常にコストダウンを図らなければなるまい。とかいいつつ、昨夜冷蔵庫が半開きだったのに気付かず寝てしまったとですよ。朝、見て自分にマジギレ。ハハッ!湿気と相まってココロがどんより澱んでいく様である。

 

映画鑑賞記

ジョセフ・コシンスキー監督作「トロン・レガシー」("Tron: Legacy" : 2010)

電脳空間「グリッド」を舞台に、父の行方を追う息子とプラグラム達が攻防を繰り広げるSFアクション作品。前作「トロン」の続編。

サイバー企業エンコムのCEOケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)はある夜、幼い息子サム(ギャレット・ヘドランド)を残し、忽然と失踪してしまう。それから20年が経ち、いまだ父に対する蟠りが拭いきれぬサムは、エンコムの筆頭株主でありながらも、経営の場からは遠ざかっていたのだった。気ままに暮らすサムの元に、ある日、かつてのケヴィンの盟友アランが現れ、ケヴィンからと思しきメッセージを受け取った事を伝えられる。発信元はその昔、ケヴィンが経営していたゲームセンターだと言う。ゲームセンターを訪れたサムは、秘密の地下室を発見し、父が遺した端末を起動するのだが、その瞬間、電脳空間「グリッド」に転送されてしまう。困惑するサムは、その場でプログラム達により拘束され、生存を賭けたゲームへの参加を余儀なくされる。そこにはグリッドを支配する父の姿があった。

今回で二度目の鑑賞。先日、初めて前作「トロン(オリジナル)」の方を観たので、それを踏まえた上で、本作を観直してみたのだけど、もう感情の入り具合が違いますな。こんなに面白かったとは!最後は思わず泣きそうになってしまった。ダフト・パンクによる、壮大でどこかノスタルジックなBGMがココロを揺さぶり、涙腺を刺激して止まない。観終わってからずっと、脳内にメインテーマが流れっぱなしでなかなか寝付けなかった(笑)元がIMAX仕様の作品という事もあって、緻密で流麗なVFX尽くしの映像表現に加え、シンプルでありながらもドラマチックなストーリー展開、さすがディズニー配給のクオリティ。約30年前の前作からの、映画としての進化ぶりに只々驚かされるのだけど、前作を観た今だからこそ、この感動なんだろうなぁ。今更だけど3Dで観たかったわ。ゲンジツトウヒでなんとなく映画漬けの日々を送っているのだけど、観た本数を重ねるほど楽しみ方が変わってくるんだね。

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