チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

方向音痴過ぎてタヒにたい。

昨日の今日だってのに、今朝方確認したらもうポリスメン効果がなくなっていた。お手上げなのか、仕事してくれないのか、ポリスメン的にDOTCH?これだからD警は・・・。もう少し様子見。

それはさておき、昨日、また壮絶な方向音痴っぷりを発揮してしまったので書き留めておく。外出先で、諸用の為にDSに行く事を思い出したおっさん。そのDSは行き慣れた店舗なのだけど、少し急いでいた事もあり、いつも使う大通りルートAではなく、その場で適当に判断した小路多めの短縮ルートBを使うことに。脳内Google Mapをヌルヌル動かして経路確認。一応、方向音痴の自覚はあるものの、間違えてもせいぜい通り一本くらいだろ的なノリでDSに向かう。ペグマンになった気持ちで、初めて通る道を闊歩闊歩。よしそろそろ到着だなって小路から抜けてみると、なんと通り二本分も遠回りしてしまった事に気付く。OMG!急いては事を仕損じまくり!いや、時間をロスした事なんかより、己の致命的な方向音痴っぷりを嘆かずにはいられなかった。空間認識能力が絶望的に欠如しているみたいだ。こんな僕がクルマなんて運転していたらどうなるだろう。ナビ無しじゃ何処にも辿りつけやしないにキマってる。もしくはナビに気を取られる余り、早々に事故って人生を終えていたかも知らん。それはそれでハッピーかもね。ハハッ!

しかし連日のこの雨模様はいつ終わるのかしら。 

 

映画鑑賞記

デヴィッド・O・ラッセル監督作「ザ・ファイター」("The Fighter" : 2010)

兄弟が二人三脚で歩むボクシング人生を描いた、実話を元にした人間ドラマ作品。

ディッキー・エクランド(クリスチャン・ベール)はかつては名を馳せたボクサーだったが、今やクスリに溺れ、収監を繰り返す程に身を持ち崩す有り様。そんな彼は弟のミッキー・ウォード(マーク・ウォールバーグ)に、幼少の頃からボクシング技術を教え込み、また自らセコンドを務める事で、果たせなかった世界王者タイトルの夢を弟に託す様になっていた。一方のミッキーは、ディッキーからボクシングの手解きを受けながらも、満足のいく結果が出せない事に徒労感を覚え、また、過保護な母親から受ける生活への干渉に窮屈さを感じていた。生活の為とはいえ、無理な試合の組み合わせを強いられた事に嫌気が差したミッキーの元に、ボクシングジムからの引き抜きの打診が来る。恋人シャーリーン(エイミー・アダムス)からの助言を受け、母親や兄の元を離れ、転身を図る事を家族に告げるミッキーに、ディッキーは自らが生活資金を工面する事で翻意させようとするのだが、その手段が詐欺や強盗という犯罪だった為に、彼は逮捕され再び収監されてしまうのだった・・・。

実話ベースとはいえど、多少は脚色・美化されているのだろうなぁという印象は受ける。ジャンキーな兄、優柔不断な弟、過保護な母親。ディッキーとミッキーは異父兄弟の様なのだけど、彼らの他に姉妹が6人?もいるというなかなか複雑で込み入った家族なのよね。姉妹達はどうやって生活の糧を得ているか不明でニートっぽい(笑)。母親はミッキーのマネジメントをする一方、彼の生活にも干渉し、シャーリーンとの関係を忌々しく思っている。ミッキーはそんな母親の愛情を窮屈に感じる一方で、理解もしているというややマザコン気質な男。また、ディッキーの指導法は一応確かなモノがあり、それなしでは戦えぬミッキーとしては、家族の元から離れようにも離れられない、というワケ。ボクシングは本作のメインテーマではあるものの、ガッツリ試合のシーンがあるという感じでもなく、スポ根系というより兄弟の関係に重点が置かれたドラマ作品。ディッキー役のクリスチャン・ベールが、それはもう役にハマっていて、彼の変幻自在ぶりには舌を巻いてしまうわ。ホント、職人の域。バットマンシリーズに出演している合間を縫って、相当肉体改造してるんじゃないかな。

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