チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

えぞつゆ。

昨夜、不覚にも食後に寝入ってしまい、目覚めると深夜0時。ええいままよと、そのままの勢いで、決勝トーナメント初戦「ブラジルvsチリ」を観るコトに。一進一退の攻防で、後半若干ショッパい展開もありつつ、延長を経てPK戦にもつれ込んだ。かろうじて開催国ブラジルが勝利を収め、ネイマールが早くも男泣きというアツい試合だった。ちょっとグダったところで、日本が割って入る隙はないよなぁという凄みの効いた気迫を見せられた気分。ブラジルではサッカーはいわば宗教らしい。トウシロに語れるコトなんて知れてるからこの辺で。チャウ!

しかし雨が降ったり止んだり、天候が安定しないわ。コレはもう蝦夷梅雨というより本格的に梅雨じゃないかしら。

 

映画鑑賞記

アルフォンソ・キュアロン監督作「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」("Harry Potter And The Prisoner Of Azkaban" : 2004)

人気ファンタジー小説シリーズの映画化作品第3作目。

休暇中、再び伯父の家に帰省していたハリーだったが、相変わらずの差別的待遇に加え、両親への冒涜に耐えかね、荷物を纏めて飛び出してしまう。魔法のバスで行き着いた宿に泊まり、ロン、ハーマイオニーらと合流すると、ハリーら一同は新学期に合わせて、列車でホグワーツへ向かう。道中、シリウス・ブラックの捜索にやってきたアズカバン刑務所の看守に遭遇する。シリウスはヴォルデモートに通じており、ハリーの両親殺害にも関与したとされる人物で、アズカバンを脱獄しハリーの命を狙っているという。ホグワーツは看守達に包囲され、不穏な雰囲気の中、新学期は始まるのだった。

監督は、今や「ゼロ・グラビティ」で一躍有名となったキュアロン。ハリポタシリーズに携わったのはこの一作限り。と言っても、特にキュアロン節を感じる部分があったワケじゃないけど、巷では大人っぽい内容になったみたいな評価らしい。10年前の作品なのに驚きの完成度で、今年の新作と言われても納得してしまうくらいのデキ。こうして続けてみていると、ハリー、ロン、ハーマイオニーがどんどん大人びていくのを観察できて楽しい。ハーマイオニーは男勝りな性格が顕著になってきて、ハリーらを引きずり回したり、ドラコにワンパン食らわせたり、なかなか愉快な成長ぶりである。ハリーは、叔母に容赦なく魔法で悪戯をするという、ダークサイドな一面が見え隠れするなど、感情の起伏がやや激しい。ロンはヘタレだけど変にトゲがないのが良い。今後どうなっていくのかは不明。しかし本作も長い原作をコンパクトに纏めてあるから、ある程度は予備知識を押さえておかないと、観ながら情報を整理するのは大変ですな。原作を一気読みしてみたい衝動に駆られ始めたものの、トータルで数千ページに及ぶ量は、寄る年波を考えるとちょっと躊躇してしまう。ところで、校長のダンブルドア役の俳優が急逝したそうで、代役に全くの別人が登場するから何事かと思いましたな。

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