チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

しどけなくネガる昼下がり。

昨日からまた蒸し暑くなってきて、数日はこんな状態が続くらしい。除湿をしていると室温はすぐに30度台に上る。このままだと寝苦しくてかなわないので、除湿を切り室温が下がるのを悶々と待っていたら、夜中の1時を回り、2時を回り、結局横になったのは3時過ぎだった。

暑さで熟睡できていないのか、起き抜けの虚脱感がハンパなく、日中のアタマの回転の鈍り具合にも拍車がかかってきた気がする。ひょっとしたら若年性脳梗塞の兆候かも?などと心配したりもする。生産的活動への不参加と運動不足、それに加え日頃の不摂生を思えば、いつ病気になってもおかしくはないだろうし、すでに病の芽は育っているかもしれない。会社勤めを辞めてから簡易な健康診断すら受けていないので、自分のカラダを省みる機会すらない。

やがて来る40代を前にして、仮に大病を患ったら、僕は独りでどう振る舞うのがベストなのだろうと、最近考えるようになった。ある日突然訪れる退っ引きならないその事態に、心構えだけはしっかりとしておかねばなるまい。斯様に人生は面倒臭い代物。ポッとこの世に生まれ落ちてきた以上、最期のその瞬間まで、己のタヒに様について悩み続けなければならない。誰に対しても、或いは何に対しても、責任のある立場でもないアウトローな身分は、身軽だしそれなりに気楽ではあるんだけどさ。まぁ、寂しいよねぇ。

しかしハロワの障害は復旧したのかしら。 不安定な状態ならもう来週まで行かんけど。

 

映画鑑賞記

ブライアン・デ・パルマ監督作「パッション」("Passion" : 2012)

嫉妬、猜疑心、倒錯した愛が渦巻く女同士の関係を描いた官能的スリラー作品。

国際的な広告企業コッホの支部で、重役として辣腕を振るうクリスティン(レイチェル・マクアダムス)と、その有能な部下イザベル(ノオミ・ラパス)は公私共に良きパートナー関係にあった。ある商品のPRプロジェクトの一環で、イザベルが画期的なアイデアを提起した際、本社幹部により高く評価される。ところが、その発案者としての功績をクリスティンに横取りされてしまう。イザベルがクリスティンの恋人ダークと密会したことへの意趣返しであった。クリスティンとイザベルの関係に亀裂が走り、二人は互いを陥れる行動へと駆り立てられていく。

女同士のキャットファイト的なノリかと思ったら、もっとこうウェットで重々しく、倒錯した愛やら憎しみやらが入り混じった復讐劇みたいなハナシでしたな。画面割りやBGMの当て方なんか古色蒼然とした感じで、デ・パルマ節というのか分からないけど、これは狙ってやっているのだろうか。殺人や性的描写は程々な具合でR指定って感じでもなかった。後半からイザベルの心情を反映する様に、耽美的な演出が目立ってきて、狐につままれた様なEDを迎えてオシマイ。このイミフさをどう解釈しようか。ノオミ・ラパスの演技は味があって好きだわ。

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