チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

願いましては~を思い出しては~。

今日も不安定な天気でやや鬱。朝方、いつもの様にボーっとしていたところ、今日は88(パチパチ)、すなわち「そろばんの日」であることを思い出した。ってことで、ゲンジツトウヒの懐古に浸るべく、そろばん塾に通っていた消防時分に思いを馳せてみる。

郷里の団地から徒歩で4,5分という近場の、こじんまりとした建物の二階にその塾はあり、免許皆伝のおっさんとトウシロの若妻とで運営していた、と記憶している。僕といえば、自ら進んで通い始めたワケではなく、あの頃の子供は結構な割合でそろばんに通うモノだと相場が決まっていたし、あちこちにそろばん塾が散在してそれなりに繁盛していたからって背景があり、なんとなく通い始めただけであった。学のない親が「せめてそろばんでも~」と思ったのか、あるいは単に世間体を気にしてだったのか、今となっては知る由もないが、週に2回程度の通塾を数年間真面目にこなしていた。といっても、そろばん自体にさほど魅力を見いだせず、珠算検定なんかも勧められるままに受けたものの、カネさえ払えば誰でも取れるような◯級止まりで(何級か忘れた)、待合室に雑多に揃えられた漫画を読んでる時間の方が楽しかった。あの頃からなんとも残念なガキンチョだったワケだ。

なんにせよ、そろばん経験の有る無しでは、後々の暗算スキルに一定の差が生じるのは確かだし、それが巡り巡って算数~数学の素養に繋がっていくと思えば、それなりの費用対効果は生むんじゃないかと思う。まぁ、僕の様に理系畑からドロップアウトしてしまうと、もうどうにもならないのだけど、それでも生活の端々でちょっとした四則演算をするのには、いまだに使えるお役立ちツールであることは確かだ。そろばん塾に通わせてくれた親には感謝している。

そんなそろばん塾が今どうなっているか、ちょっと気になったので、郷里の該当地域をグーグルマップで調べてみた。丁度昨年ストリートビューが公開されたばかりの地域で、データは最新なのだが・・・なんともう建物自体が無くなっていた。スクラップ・アンド・ビルドの果てに別の何かに成り代わっていて、なんとも寂しい限り。そろばん自体廃れてしまったんだろうか。試みに、僕がいま住んでいる片田舎の郊外を検索してみると、徒歩圏にはそろばん塾が存在しないじゃないか。うーむ・・・

それはさておき、つい先日、初めてストリートビューカーに遭遇した。現在、僕が住んでいる町は既にストリートビューが公開されているのだが、データが古いので、近々更新されるのかも知れない。こうして時代はどんどん移り変わっていくんだな。僕だけを置き去りにして・・・

 

映画鑑賞記

デヴィッド・イェーツ監督作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」("Harry Potter and the Half-Blood Prince" : 2009)

人気ファンタジー小説シリーズの映画化作品、第6作目。

休暇でロンドンに帰省していたハリーの元に、ダンブルドアが現れる。その昔、共に教鞭を取ったスラグホーンを再びホグワーツに招聘しようと、彼の家まで赴く途中だった。ダンブルドアと共にスラグホーンに面会を果たしたハリーは、その足で不死鳥の騎士団の隠れ家に降り立つ。ロン、ハーマイオニーらと再会すると、新学期を迎えるべく、ホグワーツ行きの電車へと乗り込むのだった。一方、スネイプは、ドラコがヴォルデモートから受けた使命を完遂できる様に、母ナルシッサから協力を求められ、死喰い人のボス、レストレンジの魔術の下、死の誓いを立てる。復活したヴォルデモートに戦々恐々とする中、ホグワーツ内外で対立の構図は複雑に絡み合い、魔法魔術学校の新学期は始まるのだった。

ヴォルデモートが復活し、シリーズも佳境に入ってきたってのに、なんですか前半のこのまったりとした学園ラブコメムードは!ハリーはジニーといつの間にか良い雰囲気になっているし、ロンに至ってはハーマイオニーとラベンダーの間で三角関係となった挙句、ハーマイオニーが嫉妬でピーピー泣く始末。ちょっとだめんず気質の方がモテるのか・・・。んで、後半のさらに後半に差し掛かるとようやく物語が大きく動き出して、お前が謎のプリンスだったんかと、お前やっぱ敵だったんかと、そんなEDを迎えて、待て次号!的なノリで、いよいよ最終章に続くワケですな。「アバダ・ケダブラ」ってドラクエで云うところの「ザキ」みたいな感じなのかしら?ダンブルドアすらイチコロなのか・・・

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