チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

氷水のムーブメント。

昨日の雨降りから幾分天気が回復し始め、涼し気な曇天。その一方で、朝から広島の豪雨による土砂崩れ災害の様子が伝えられている。広範に渡って被害が出ている様で言葉も無い。遠方だからどうしても他人事になってしまって、事の推移を見守るくらいしかできんのだけど。こんな時にさすがに高校野球を放送してる場合じゃねえって感じで、今日はどうやらEテレの方に追いやられた様だ。

ときにここ数日来、世界中のセレブやら著名人による"The ALS Ice Bucket Challenge"なるムーブメントがSNS始めネット上を席巻していますな。物珍しさも相まって「乗るしかないこのムーブメントに!」的に、ああいうノリが急速に伝播するのがネットの醍醐味ではあるんだろうし、これがALS筋萎縮性側索硬化症)の啓蒙や支援に繋がるのなら、それに越したことはないんだけど、なんで氷水かぶるん?みたいなそもそも論の部分がちょっとイミフだったりする(笑)。まぁ、日本の庶民レベルではなかなか敷居が高いと思うから、それなりに社会的地位のある人の間に留まりそうだけど、はてさて。だって例えば僕の様な見窄らしいおっさんが氷水かぶってその様子をネットにうpしたところでどうなりますかと。というかそれ以前に誰からも指名されんし、指名する友人知人(それも3人!)もおらんし!淋しさのあまり、タヒにたくなるよな・・・

とまれ、この平和なノリがあらゆる事象に拡大して、行く行くは戦争や貧困まで無くなればいいんだけどなってそこまで願望を肥大させるのは平和ボケかしら。次回はダチョウさんみたく熱湯風呂でひとつヨロシク。


ソフトバンク孫社長、難病ALS啓発チャリティで「危機的状況」の前髪に氷水 - YouTube

 

映画鑑賞記

ポール・フェイグ監督作「デンジャラス・バディ」("The Heat" : 2013)

FBI捜査官と市警の刑事がコンビで麻薬組織の捜査に奮闘するアクション・コメディ作品。

アッシュバーン(サンドラ・ブロック)はニューヨークのFBI本部で日夜辣腕を振るう特別捜査官。独身の彼女はエリート意識が高く、出世意欲が旺盛で、自身の功績のアピールにも余念がないのだが、その高慢な態度と独善的な捜査手法は同僚らの顰蹙を買うこともしばしばであった。そんな彼女にある日、ボストンの麻薬組織を捜査するよう命令が下る。昇進の好機となるだけに、意気揚々とボストン市警に赴いた彼女だったが、そこでマリンズ(メリッサ・マッカーシー)という女刑事と出会い、激しく衝突する。マリンズはその気性の粗さから上司も手を焼く程の存在だが、現場を熟知し体当たりで捜査に臨む熱血女だった。堅物のアッシュバーンと、形式に囚われないマリンズは、一緒に麻薬組織の捜査を進める内に、次第に打ち解けあい、信頼関係を築いていくのだった。

サンドラ・ブロックメリッサ・マッカーシーの軽妙なやり取りが面白くて仕方ない痛快コメディ。キャリアとノンキャリという、水と油の様な二人の関係が、危険な捜査で共闘していく過程で徐々に変化していくワケですな。豪放磊落なマリンズと接する内に、アッシュバーンの抱える過去に纏わるいろんな葛藤が宥められ、堅苦しさや刺々しさが消えていく感じで、どちらかと言えばアッシュバーンが矯正されていくハナシなんだけど。とにかくブロックとマッカーシーのFワード連発でドタバタな言動に爆笑させられっぱなし。ブロックは年齢的にはおばちゃんの域だけど、このエロカワ面白姉さんっぷりが最高だわ。

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