チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

スマホ格差に打ち拉がれて。

来月の予定とタスクをGカレに登録していく。ムショクで暇人のおっさんにも一応、予定やタスクの類はある、という事にしておきたい。以前にも書いたことがあったが、僕はこの彩られたGカレを眺めていると安心するというか、常にこれを確認できる環境にないと、逆に不安になってしまう。

生粋のズボラ体質の僕は、手帳の様なスケジュール管理を行うためのツールを持つ習慣がない駄目人間である。其の癖、新しモノ好きだから、まだ一端の社会人だった頃なんか毎年の様にほぼ日手帳を購入し、「来年こそは自分を変えたる!」と意気込むのだけど、結局三日坊主で飽きてしまうという、なんとも嘆かわしい有り様であった。まぁせいぜい仕事でフォーマットに基づいた納期管理をするくらいで、それすらも億劫だったから、ここまでくるともう天性のGMKZなのだと思う。堪え性がないといえばそれまでだが、手帳に関して言えば字が致命的に下手くそであることが原因の一つでもある。字の事はいずれ改めて書き記そうと思う。

さて、今年もほぼ日手帳の発売時期を迎えた様だが、当然現在の僕には無用の長物。それより必要なのはスマホだ。豚に真珠、乞食にスマホ。たかがスマホ、されどスマホ。最近じゃスマホのアプリがないと受けられないサービスなんかがあったりして、スマホ格差が由々しき事態である。またこの結論に辿り着いてしまったが、年内を目処に機種変をしたいと真剣に考えている。来月早々のiPhone6発表が囁かれているが、どんな代物かまだ分からない。とにかくいつでもどこでもGカレを確認できて、心の安寧を図れる様にしたい。

 

映画鑑賞記

スコット・スチュワート監督作「プリースト」("Priest" : 2011)

ヴァンパイアを殲滅せんと立ち上がる「プリースト」の活躍を描くSFアクション作品。

長きに渡り、人類とヴァンパイアが戦争を繰り返し、荒廃しきった世界。絶滅の危機に瀕した人類は、教会を頂点に置いた社会を形成しており、その教会の主導で街を防壁で囲い、外界と遮断することで難を逃れていた。一方でヴァンパイアを討伐する為の戦士「プリースト」の軍団が創り出され、彼らの活躍によりヴァンパイアは大きく数を減らし、残りは居留地に隔離される事となった。役目を終え、任を解かれたプリースト達は放擲され、不遇の生活を強いられていた。ある日、街の郊外に住む一家が何者かにより襲撃を受け、一人の娘が連れ去られる。プリーストは教会に対し、ヴァンパイアの再興を主張し、殲滅を願い出るも、教会はヴァンパイアの復活は厳に認めず、いたずらに市民を不安に陥れるプリーストの言動を戒める。プリーストは教会に背を向け、拐われた娘の救出に向かうのだった。

原作は韓国の漫画らしく、数多ある「人類vsヴァンパイア」を描いた物語の中では、ちょっと異色な作品。どことなくサイバーパンクの匂いがする、近未来チックな世界観とは裏腹に、人類は教会により支配される社会を形成していて、教会≒神と言わんばかりに市民の間では信仰が徹底されている。世界にはヴァンパイアが蔓延っているのだけど、これまたよくあるドラキュラ的な感じではなく、まんまクリーチャーの類なワケですな。そんな化け物を討伐する為に創り出されたのが「プリースト」なワケだけど、具体的にはどんな存在かは不明で、劇中の中でもほとんど語られない。身体的特性としては超人的で、ヴァンパイアハンターな集団らしい。格闘シーンが「マトリックス」をかなり意識している様な見せ方だったのが印象的。90分弱と短めの尺で、ラスボスまでチラ見せしておいて、中途半端に終わらせるより、2時間くらいで最後まで描き切った方が、スッキリしたんじゃないかなぁ。

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