チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

カラースターに一考す。

世論というかノイジーな視聴者に押し切られるカタチで、錦織クンの試合がNHKでも録画放送される事になったそうな。おっさんの自室にWOWOWというブルジョワ環境などあろうはずもなく、悶々としていたところへその録画放送の情報を知ったのだが、外出する予定があって観ることができない。夜中OAしてくれればガッツリ観られるんだがなぁ。これを書いている間に、試合の動向だけが伝わってきていて、今しがた敗戦が報じられたところ。なんとも残念。NHKに文句を垂れた輩は結果だけで満足せず、録画放送を録画してでもしっかり観なさいよと。

さて昨日、少し思うところがあって、カラースターを購入した。他所様のブログでカラースター購入に関するエントリーがあったが、触発されたワケではなく全くの偶然である。はてなさんに対するお布施だと思って、今回は1000円分、10%増量に惹かれてコンビニ決済での購入を選択。はてなさんには僕がタヒぬまでブログサービスだけでも続けていてもらわなきゃ困るのでね。ちなみに、はてなポイントをコンビニで購入すると、逆に手数料を取られるのに、スターだと増量とは不思議なモノだ。開封するまで中身が分からないのはちょっと面白い。ちなみにブルーが5個出た。これが多いのか少ないのか分からない。

これまで、継続特典かなにかで付与されたグリーンしか使ったことがなかったが、レッドはともかくブルーなんてどのタイミングで使うべきか迷ってしまう。ずっと使えないまま宝の持ち腐れになりそう。僕はチキンハートだから、他所様のエントリーにカラースターを付けるのは毎回気が引ける。なんと言うかこう、返報性を期待するかの如く、無言の圧力をかけていやしないか、或いはアピールが目的だと思われやしないか、ドギマギしてしまうのだ。いっそのこと自分のスター表示を廃止してしまおうかとも考えたが、自意識過剰だと思ってやめておいた。というかカラースターより、はてブ数の方が評価の尺度として重用されているフシがあるから、案外スターなんてみんなどうでも良いのかもしれない。もっと気楽にいこうじゃないか。今日よりバシ!バシ!とカラースターを付けて行きたい・・・と言いながらも、ケチ臭野郎だから出し惜しみするんだろうなぁ(笑)

 

映画鑑賞記

マーク・スティーヴン・ジョンソン監督作「キリングゲーム」("Killing Season" : 2013)

元米軍大佐vs元セルビア民兵、過去の因縁により2人の男が死闘を演じる様を描くアクション作品。

ボスニア紛争当時、セルビア民兵組織の一部はスレブレニツァの虐殺に加担した廉で、米軍兵士によりその場で銃殺に処された。ところが民兵の一人コヴァチ(ジョン・トラボルタ)は、致命傷を負いながらも九死に一生を得、奇跡的に回復。自らに手を下した米軍兵士への憎悪に駆られ、復讐の機会を窺っていた。18年が経ち、コヴァチは人づてに得た情報から遂に元米軍大佐のフォード(ロバート・デ・ニーロ)の素性を割り出し、ベルグラードから米国へと発つ。一方、フォードは退役後、家族の元を離れ、アパラチアの山奥で単身隠遁生活を送っていた。ある時、車にトラブルが生じ、フォードが立ち往生していたところへ、通りがかりの登山客を装ったコヴァチが修理を買って出る。そうとは知らず、フォードは自身の住む山小屋にコヴァチを招き入れ、酒を酌み交わし紛争当時を振り返る。意気投合した2人は翌朝、共に狩りに出かけるのだが、フォードは思いがけずコヴァチによる攻撃に晒される。血で血を洗う復讐劇の始まりだった。

デ・ニーロとトラボルタの初共演作にして、終始2人の独壇場って感じの作品。名優同士のガチンコバトルって事で、絵力はそれなりなんだけど、いかんせん脚本がショッパいというか、なによりまずオチが納得行かない。序盤の導入と掴み、そして中盤の良い感じに血生臭い死闘、からの終盤のしんみりとした展開。中盤のノリを最後まで保って、そのまま突っ切って欲しかったなぁ。んで、コヴァチとフォードは2人揃ってどこか間が抜けているというか、詰めが甘いのよね。一度相手を追い詰めるとペラペラお喋り始めちゃうもんだから、つい油断してしまって反撃の機会を与えてしまう。志村~うしろ~ばりの形勢逆転に継ぐ逆転で、途中からちょっとコメディ染みてきちゃうんだわ。しかし、デ・ニーロが老体にムチを打って、山中を駈けずり廻る様を見てると、齢70もなんのそのって感じですな。トラボルタ出演作は久しぶりに見たけど、デ・ニーロが出演する新作はこの1年程で5本は観てるんじゃないかな。

f:id:horohhoo:20140908232238j:plain

f:id:horohhoo:20140908232242j:plain

f:id:horohhoo:20140908232247j:plain

f:id:horohhoo:20140908232251j:plain

f:id:horohhoo:20140908232254j:plain