チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

惑わされて、情弱。

MSにおこである。情弱の僕は見事に惑わされた。

昨日、ウィンドウズの定期更新の通知が来ていたので、朝方、PCの立ち上げ直後にいつもどおりインストールを済ませておいた。その後、例の如く映画を観ようとブルーレイを再生させるのだが、何故か再生ソフトがエラーメッセージを吐いて再生できない。他のディスクを使ったりして何度も試すのだがどうにもならない。しかし、DVDは問題なく再生できる。ブルーレイの再生だけできないのだ。前日までは何の問題も無かったというのに。

その時はまだ何が原因が分からなかったから、とりあえず再生ソフトのサポートページにあるFAQを参照し、ソフトのパッチを当て、アップグレードをしてみたり、ソフト自体の再インストールをしてみたりと、その時点で思いつく限りの事を試してみた。各作業に数十分程度かかる為に、延々とテストを繰り返している内にあっという間に2時間、3時間と経過。これはアカン奴や・・・と己の無力さに打ちひしがれ、再生ソフトのカスタマーサポートに症状の報告をした。

ときに、一昨晩、新しい蛍光灯が届いていたのだが、朝になってから交換すればいいと安穏と構えていた矢先に、PCの不調である。交換自体はものの数分で済むのだが、豆腐メンタル故にブルーレイが観られなくなったショックで気が気でなく、食事すら喉を通らない程だった。というのは間違いで、イライラが募る余り、薄暗い部屋でインストール中のPCを睨みつけながら、ポテチを二袋も空けてしまった。

万策尽き、もはや再生ソフトの最新版を購入するしかないのかと、緊急の予算編成会議を始めかけたところへ、サポートから返事があった。ウィンドウズの更新項目の中に、問題のあるプログラムがあり、システムの復元を試してみて欲しいとの事。ネットでも、今回の更新で色々と不具合が生じているという、ユーザーからの報告が多数上がっているのを確認し、更新前のポイントへシステム復元を試みた。これがまた時間のかかる作業で、問題発生から既に5時間以上経とうとしていた。そしてようやく復元が終わり、ソフトを立ち上げ、ブルーレイは・・・再生できた!ということは・・・MSマジファック!!!どうやら件の更新プログラム「KB3004394」が原因と見て間違いない様だ。

幸か不幸か、これまで大過なくPCライフを送ってきたので、この手の復旧作業は初めてだったのだが、おかげでPCに関する知識には疎く、情弱街道をまっしぐらで突っ走ってきてしまった。いざという時に、トラブルの原因を切り分けることもできず、悶々とするしかなかった己の不甲斐なさを嘆くばかりである。

問題への対処は一段落し、溜息をつくと同時に、ようやく蛍光灯を交換。煌々と眩い光が、己の恥部まで照らしだす様で、無駄にしたン時間を思うとなんだかとても切なかった。40は不惑だと称されるが、こんな調子で僕はタヒぬまで惑い続けることだろう。

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