チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

超絶至福な夢だったので。

今朝方、二度寝をカマしていたらとても幸せな夢を見た。その夢は、これまで行った事のない、どこかの地方くんだりまで、出張で出かけたところから始まる。さて帰路に就こうかと、これまた乗ったことのない列車に乗り込むと、なぜだか車内に経済評論家の森永卓郎が鎮座している。軽く会釈をして通り過ぎ、隅の方に空席を見つけ、そこに座ると、列車は走りだす。車窓から景色を眺め、ウトウトしていると、隣に3人組のアラサーくらいの外国人女子グループが座っていることに気付く。目覚めたばかりの僕に、彼女達はとてもフランクに接してきて、ボディタッチもガンガンしてくる。僕は自分がコミュ障なのも忘れ、拙い英語を駆使し、一生懸命に彼女たちとコミュニケーションを図ろうとする。僕がなにか雑誌の様な物を持っていたので、それを介して会話はどんどん膨らんでいく。そうこうしている内に、列車は目的地へと到着し、彼女達とは駅で別れる。その後、また異なる展開が繰り広げられたのだが、その辺はよく覚えていない。普通に女子達と談笑を楽しんだという、それだけのハナシなのだが、僕には超絶至福な時間だった。どうしてこんな夢を見たのか、きっかけすら判然としないが、これまで見てきたありとあらゆる夢の中で、これほど寝覚めの良い夢は無かった様に思う。自分以外にとってはくだらなさMAXだが、一応、記録として残しておく。

昨夕、ようやく選挙公報が届いた。こんな直前になって届けられるのもどうかと思うが、サラッと目を通すだけは通しておこう。20時と共に大勢が確定しそうな流れだが、場所によっては、罰ゲーム的な究極の選択を迫られるカオチックな選挙区があると聞いている。それを思うと、当地域は選択肢に一応の幅があり、まだ恵まれている方かも知れない。今日も朝から雪が舞う中、近所まで選挙カーが往来していった。本当に各メディアが伝える通りの結果になるのだろうか。票を投じる候補の当落や、国民の審判云々より、その予想の精度の方が気になるところである。

さて、週間予報を眺めていると、向こう一週間は寒波の影響で、ずっと低温傾向が続く様で、一度もプラス気温にならないらしい。今冬はエルニーニョ現象が発生しているとかで、暖冬傾向の可能性が伝えられているが、北日本は関係なさそうだ。

 

映画鑑賞記

アンソニー・ミンゲラ監督作「コールド マウンテン」("Cold Mountain" : 2003)

南北戦争の戦線から脱走した兵士の男と、彼を故郷で待つ女の、再会までの苦難の日々を描く歴史ドラマ作品。

ノースカロライナ州コールドマウンテン。奴隷制度を巡って南北で対立が深まり、内戦の気運が高まる中、エイダ(ニコール・キッドマン)は神父である父と共に、ジョージア州からはるばるコールドマウンテンへと移住をしてくる。都会育ちのエイダは、田舎の女達とは異なる雰囲気を纏った美しい淑女だった。地元農民のインマン(ジュード・ロウ)は、そんなエイダと心を通わせ、程なくして2人は恋仲となる。そんな折、南北戦争が勃発し、インマンは南軍の兵士として出兵する事になる。2人は愛を確かめ合う時間も無く、再会を誓って別れるのだった。1864年、バージニア州ピーターズバーグでの戦いで、南軍と北軍は激しく衝突し、互いに多くの戦死者を出す。奇襲作戦に参加したインマンもまた銃撃を受け、生死の境を彷徨う程の致命傷を負ってしまう。一命を取り留めたインマンは、殺戮の繰り返しに明け暮れる日々に意義を見出だせず、エイダと生きて再会を果たすために軍を脱走し、コールド・マウンテンを目指す命がけの旅に出るのだった。一方、エイダは父が病で急死して以降、自活できずに窮乏していた。そこへルビーという生活能力に長け、エイダとはまるで正反対の気質の女が遣わされる。エイダはルビーと生活を共にする内に、身を持ち直し、ただインマンの帰りを願っては手紙を認めるのだった。

南北戦争を境に離れ離れになってしまった男女が、再会を願って苦難に克己する日々を描く恋愛作品。脱走兵は死罪に値する為、義勇兵から追われる立場であり、インマンはそれを覚悟の上で、故郷のコールド・マウンテンを目指し、命がけの逃避行に出る。一方、エイダは箱入り娘だから、父が急逝してしまうと資金も尽き、メイドも雇えず、身の回りの事が何もできなくなっちゃう。そうして独り困窮していたところへ、逞しいルビーがやってくるワケですな。2人で荒れ果てた農地を再び実り豊かなものとし、生活を共にしていく内に、エイダも徐々に逞しくなっていくと。それからも、一路故郷を目指すインマンと彼を待つエイダには、幾多の困難が降りかかり、ようやく再会を果たす時が来る。しかし、そこにはインマンを捕らえようと睨みを効かせていた義勇兵が・・・って展開。契りを交わすどころか、お互いについて余り知ることもないままに別れたのに、愛に衝き動かされて、ひたすら苦境を生き伸びるインマンとエイダ。それぞれが数奇な運命を辿る様子を、交互に描いた情感豊かな作品ですな。少しだけファンタジックなテイストがあるものの、概ね硬派。

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