チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

このまま鼻だけを取り去りたい。

今年のクリスマスもつつがなく終了しようとしている。しかし、おっさんの元にはまだサンタが来ていない。キャパいっぱいいっぱいのところを、明日来てくれる予定になっている。JPという名の代引きのサンタである。

一昨日から鼻が完全にイカれてしまって、鼻水とくしゃみが止まらず、昨日1日だけでティッシュを2箱以上使ってしまった。鼻が炎症を起こして3重苦、更に鼻かみ疲れで4重苦、くしゃみ疲れで5重苦だ。一晩寝ればいくらかマシだろうと思ったが、今朝になっても収まる気配がない。少しでも放っておくと、ツツーっと鼻水が際限なく滴り落ちるから、自室にいる間は常にティッシュ箱を小脇に抱え、外出時はポケットティッシュを握りしめている。このままこの鼻だけを取り去りたい。

基本的に、症状が重くならない限り、風邪程度ではクスリを飲まない事にしているから、今回の鼻風邪?も勝手に収まるのを待つしかないのだが、ここまで苦痛だと鼻水を抑えるクスリくらいは飲みたくなってくる。元々、アレルギー体質で鼻炎持ちだったが、ここ数年おとなしくしてくれていた発作が、またぶり返してきたのだろうか。万が一、症状が重くなった時の為に、クスリを常備しておいた方がいいかもしれない。しかし、かもしれない~などと呑気に構えている事は、大抵実行に移さないのがズボラでどケチな僕の性だから、また痛い目を見るまで現状維持だろう。

さて、こんな鬱々な気分を吹き飛ばしてくれる明るい知らせが届いた。


ララ、おめでとう!こどもが元気に育ってくれる事を願うばかり。キャンディの方は死産で残念だったが、もう高齢だし、相性もあるから、こればかりはやむを得まい。来年のM山も子グマ人気で賑やかになればいいな。

 

映画鑑賞記

スティーヴン・クォーレ監督作「イントゥ・ザ・ストーム」("Into the Storm" : 2014)

米国の田舎町を襲う超巨大竜巻の脅威を、竜巻ハンターの視点で描いたディザスター・パニック作品。

米国東部の片田舎の町シルバーストンに巨大竜巻が発生する予兆が現れ、リーダーのピート率いる竜巻ハンター「タイタス」は現地に急行する。彼らは巨大竜巻の出現を予測し、現場でその挙動を映像に収めたり、各種データを記録する事を生業としていた。巨大竜巻に関する知見は未だ少なく、その実態やメカニズムについて不明な部分も多いため、現場で得た映像や生データは貴重で、スポンサーも付きやすかった。ところが、タイタスは巨大竜巻の予測の失敗が続いており、結果が出せないことから、スポンサー離れを余儀なくされてしまう。ピートはタイタスの新入りメンバーで気象学者のアリソンを責めるが、彼女はシルバーストンでの発生を強く主張するのだった。一方その頃、シルバーストン高校では卒業式が開催されようとしていた。教頭のゲイリーは、気象情報に懸念を抱き、屋外開催を中止すべきだと校長に提案するが、却下されてしまう。やがてシルバーストン周辺に暗雲が立ち込め、町をゴルフボール大の雹が襲い始める。程なくして、超巨大竜巻が発生、町には未曾有の大災害がもたらされるのだった。

危険を冒してでも竜巻の撮影と記録に挑む、竜巻ハンター達の視点で、小さな町を超巨大竜巻が襲撃する様を描いたファウンド・フッテージ型のディザスター作品。ここまで純粋なパニック映画は、結構久しぶりに観た気がする。昔、同じく竜巻を題材にした「ツイスター」というヒット作品があったが、あれから長い年月を経て、今作では格段に進化したVFXの力を見せつけてくれる。シルバーストンという米国東部の架空?の小さな町で、いくつもの巨大竜巻が発生し、やがてそれらが一つに合わさって超巨大竜巻となり、町に壊滅的な被害をもたらす。その時、竜巻ハンターは?町の住民は?ってハナシで、そこに竜巻ハンター同士の諍いや、高校の教頭とその息子達との親子愛の再生などの、人情を揺さぶる要素が盛り込まれている。超巨大竜巻は、竜巻の勢力を測る改良藤田スケールという尺度で最高のEF5で、それはもう凄まじい。徹底的にリアルさを追求しており、実写とVFXの区別が全く付かないから、これは流石にフェイクでは?と分かっていても、なかなかどうしてハラハラドキドキさせられる。音響も映像に負けず劣らずで、僕のイヤホンでは竜巻で生じる轟音の重低音の鳴りが限界超えで、音割れしちゃうのよね。これは映画館で観たらさぞかし凄まじかったろうと思う。正月シーズンなんかにみんなで集まってワイワイ観るのに、これほど打って付けの作品もないかなという感じの痛快作。

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