チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

カリッ!にドキッ!

昨日からの暴風雪でかなりドッサリ積もった。昨夕、買い物に出かけたら、叩きつける様な雪と荒れ狂う地吹雪でほとんど視界が効かなかった。その上、雷まで鳴り出したものだから、終末感漂う週末となった。当面は雪が降りやすい天候が続くらしく、ようやくツルツル路面に悩まされずに済むから、どこへ行くにも徒歩オンリーの僕は嬉しい。今週からいよいよ雪まつりが始まるが、今週行けるかどうかはまだ分からない。

昨日のNスペでイスラム国を特集しており、それはなんとも暗澹たる気持ちにさせられる内容だった。ほとんどカルトに近い狂信的な集団で、末端のメンバーが続々と勧誘攻勢をかけ、規模の拡大を図っており、日本国内でもテロを起こす可能性が十分にある。イスラム国が描く5年後の勢力予想図も紹介されていたが、中東~ヨーロッパ~北アフリカに及ぶ広大な地域を支配下に収めようと、彼奴らは本気で考えている様で、空恐ろしくなった。勢いに圧されて、イスラム国に関する新刊を一冊ポチった。

最近、またノートPCがポンコツぶりを発揮し始め、時折HDDからカリッ!と乾いた音がする様になった。このPCを使い始めて直に4年になるが、なにぶん安物だから、カリッ音と共に、そろそろ臨終を迎えてしまうのではないかと気が気ではなく、その都度ドキッとする。その上、座卓とベッドを頻繁に行き来するせいで、ボデーにも負荷が掛かっている様で、底面のビスが勝手にポロポロ抜け落ちて、これまた焦る。安物と言っても、ノートPCは一応、持ち運びでのユースが想定されていると思うのだが、この程度の耐久性で大丈夫なのだろうか。購入した時点で、その余りの安っぽさに驚いたものの、これまで動作面においては概ね満足しているし、次のPC予算が編成できるまで問題が生じないで欲しい。ふと気になって過去記事を確認したところ、何度か同じような主旨の事を書いており、そこはまぁ気にしないが、ダメよダメダメと言いつつ、生き長らえている我がPCを労いたい。

 

映画鑑賞記

アンディ・テナント監督作「最後の恋のはじめ方」("Hitch" : 2005)

恋愛コンサルタントの男が、顧客に恋を指南する傍ら、自身にとっての真の愛を見つけるまでの過程を描くロマンチック・コメディ作品。

ヒッチことアレックス・ヒッチンス(ウィル・スミス)は、自分に自信が無いために、女性に積極的になれない男性を対象に、意中の女性と長期的な関係を築ける様に、きっかけ作りからデートプランに至るまで、手取り足取り指南する恋愛コンサルタント、通称「デート・ドクター」を生業としていた。ヒッチは大々的に宣伝する事を良しとせず、利用者の満足度を高め、信頼と実績を重ねる事で、口コミによる評判が広がり、顧客は引きも切らなかった。ある日、ヒッチは投資会社に勤めるアルバート(ケヴィン・ジェームズ)という、冴えない男の依頼を受ける。アルバートの会社が資産を管理する、セレブな顧客アレグラ(アンバー・ヴァレッタ)に恋をしてしまい、居ても立ってもいられないというのだ。余りにも高嶺の花を相手にしている事に、ヒッチは戸惑いながら、アルバートのアレグラに対する真に迫る思いを感じ、その依頼を快諾する。ヒッチはまず、アルバートがアレグラに好意を抱いてもらえる様、きっかけ作りから恋の手解きを始める。アルバートはヒッチのサポートを得ながら、アレグラとの交際をスタートさせていく。そんな最中、ヒッチはゴシップ誌記者のサラ(エヴァ・メンデス)と出逢う。ヒッチにとってサラは魅力的な女だったが、彼女はワーカホリックで男には関心が薄く、ヒッチの最初のアプローチを軽くいなす。しかし、他の男とは違うスマートでユーモラスなヒッチの言動に、サラは次第に惹かれていく。一方、ヒッチも失っていた大事な何かに気付き始めるのだった。

非モテ男に恋の手解きをして、意中の相手と交際できる様に導く「デート・ドクター」の男が、自分自身も真剣に愛する女と出逢うのだけど、自分の事は他人を世話する様には上手くいかず、四苦八苦しちゃうラブコメ。その女というのが、仕事人間で男に興味が無い風を装っている、ちょっと手強い相手。ヒッチは商売道具でもある恋愛スキルを駆使しながら、サラの心を巧みに惹きつけるのだけど、些細な誤解がきっかけで、二人は大喧嘩。そんな時、ヒッチは顧客であるアルバートのひたむきさに心打たれ、他人に恋愛を説いている自分が、失っていたモノ、理解できていなかったモノに、そこで初めて気付くというハナシ。恋はきっかけが大事ってことで、ちょっと大掛かりな仕掛けを用いて、印象的な出逢いを演出し、女性をその気にさせるところから始まるのが、ヒッチ流アプローチ術。言ってしまえばヤラせなワケだけど、当然、その後も交際が続いていくのに、そんなに簡単に非モテ男が変われるのかいな。僕も手解きでも何でも受けて、恋愛してみたかったっす。

f:id:horohhoo:20150201185506j:plain

f:id:horohhoo:20150201185508j:plain

f:id:horohhoo:20150201185513j:plain

f:id:horohhoo:20150201185516j:plain

f:id:horohhoo:20150201185519j:plain