チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

RL波々事案。

昨日、諸用で待ち時間があったので、最寄りのブンイレさんに寄ったのだが、そこで間抜けにも程があるポカミスをしてしまったので、この場で懺悔をする。いつもの様にホットコーヒーのRを購入し、カップを受け取り、マシンにセットしたのだが、あろうことかLボタンを押してしまったのだ。別の何かに気を取られ上の空だったとか、そういうワケでは無く、完全に無心でLボタンに手が伸び、勢いのまま押してしまった自分がいた。押した瞬間にはぅあっ!と我に帰ったものの、既にマシンは豆を挽き始めていた。そこで取り得る選択肢は、Rのカップにそのまま淹れて成り行きを見守るか、或いはカップを即座に引き抜いて、店員に事情を説明し、Rでやり直すかの二択。ドギマギしながらも、僕は溢れるのを覚悟し、前者を試してみることにした。するとどうだろう、Rカップの上限、表面張力でギリギリ持ち堪えるところで注入が止まったのである。

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もちろん少しでも動かそうものなら、波々と入ったコーヒーが途端に溢れだしてしまうから、蓋をする事も敵わない。ここは当然、店に詫びた上で、RとLの料金の差分を払うなどの対応をすべきところだが、テンパッてしまった僕は、コーヒーを少しだけマシン座面のトレイに捨て、蓋をすると、そそくさと店を出た。いつも飲むRより少し多いコーヒーを啜りながら、僕は背徳感で居たたまれなかった。あの店には本当に申し訳ない事をした。次にあの店に行った際には、Lカップを購入して、敢えてRで淹れれば、罪を贖い、屈辱感を雪ぐ事ができるだろうか。自分の腑抜けぶりも大概だが、あんなポカミスをした事にも耐えられない。はぁ、情けない。