チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

眠れよブーツ。

曇天の朝。風が強いせいで、裏庭の木々を揺らす音が騒々しい。午後から雨が降るらしく、外出するのが萎える。昨夜、寝る直前から腹にガスが溜まる様になり、結構な頻度で屁を放り出しているのだが、一晩経っても、なかなか解消されない。出したら出した分だけ、新たに充填されていく様な感じがする。こうなってしまうと、もうどうしようもない。せっかくだからこのガスで発電でもできればいいのに。

昨日、宣言どおり、デニムを洗濯してオイニーを除去してやった。デニムはできるだけ色落ちさせたくないから、いつもエマールを使って洗っている。部屋干しで除湿機乾燥モード+扇風機の併用で完全に乾くまで6時間以上かかった。おかげでオイニーはすっかり消えた。これで冬辺りまでは洗わずに大丈夫だろう。

昨日といえば、6~7年前に買ったブーツの片方の縫製が解けているのを発見して、悲しくなった。最近はほとんどスニーカーしか履かなくなり、ブーツは玄関で隠居させている様な状態だったのに、久しぶりに履いた事で、いよいよご逝去の時期が訪れたのかも知れない。修理に出せばまだまだ履けるとは思うが、ソールもダダ減りしているし、まるっと補修しようと思ったら、新たに靴が一足購入できそうな料金がかかるに違いない。そうでなくとも、昨今の値上げラッシュに戦々恐々としており、予算案の上程が難しいのだ。このブーツは艱難辛苦を共にした愛用品だから、補修は無理でも、僕がタヒぬまで玄関の片隅で余生を過ごさせてあげよう。しかし、こんな風に身の回りのモノというモノが失われていくのはやるせないな。