チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

やけに燃えて固くなる季節は花火で遊びたいけどできる場所がどこにも無い。

いまの時期、スーパーやDSに行くと、手持ち花火や置型花火なんかがセットで売っていたりする。俺は花火大会に行けるようなリア充では無いし、そもそも大規模な打ち上げ花火がさほど好きでも無いので、手持ち花火でせめてもの夏を楽しんでみたい。もちろんぼっちでも構わない。ぼっちのおっさんが底辺臭を醸しだして、缶ビール片手に手持ち花火、上等じゃないだろうか。

しかし、いまのご時世、どこに行っても火気厳禁、花火禁止が徹底されており、できる場所が全く見当たらない。思えば俺が幼少時代を過ごした団地は、いま住んでいる場所とは遠くかけ離れた場所にあるが、敷地内なら場所を問わず、当たり前に花火ができた。もちろん度が過ぎると、怒られる事もあったはずだが、しっかり後始末さえしておけば、多少の賑やかさも寛容する空気が社会にあった。あれからおよそ四半世紀が過ぎたワケだし、今がどうなっているのか知る由もないが、彼の地でも花火はできなくなっているのだろうか。というか、最近の子供って手持ち花火を楽しむ機会が果たしてあるのだろうか。俺は子供とはおよそ無縁のおっさんだから、その辺の事情は寡聞にして知らない。

仮にそこらの公園で花火を解禁したとしたら、分別が無い子供、あるいは子供の様な大人達が、放蕩の限りを尽くした上に、周辺に危害を及ぼす存在となり、結局、社会にとっては負の要素しかもたらさないのだろうか。アパート前の誰も使っていない駐車場辺りで、ひっそりとできれば良いのだが、それも不味いよなぁ。俺は風貌からして不審だから、放火犯に間違われそうだし。だって夏じゃな~い♪