チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

みんな!エスパーだよ! Vol.3 (第7話~第9話)

テレビ東京ドラマ24みんな!エスパーだよ! Vol.3 (第7話~第9話)」(2013)[DVD]

田舎町で、突如、超能力に目覚めたエスパー達が結集し、性と正義の為に奮闘する様を描くコメディ作品。

第7話

紗英への思いを募らせる嘉郎に、紗英から突然連絡が入り、嘉郎は舞い上がる。紗英は父の仕事について、嘉郎を通じて探りを入れようと目論む。その頃、謎の男が嘉郎に接触を図るべく、動き始める。男は笛の音で町の女性達を誘惑する。シーホースから程近い場所に、喫茶店「オンコ園」ができ、女性客がそちらに流れ始める。焦った永野はオンコ園に偵察に向かい、オンコ園が淫靡コーヒーを女性客に提供し、虜にしているのを目の当たりにする。永野は店に併設された珈琲科学研究所に忍び込み、ウェイトレスがコーヒーに注入するエキスに秘密があると察知する。シーホースに戻った永野は、浅見と仲間を集め、オンコ園の内情を説明し、危険だと主張するが、一同から嫉妬だと一蹴される。その時、榎本が訪れ、テンガガールズのユニフォームを纏い、どセクシーな格好をした秋山を見たと報告する。浅見は慌てて秋山を探しに向かう。嘉郎はその帰り道、コーヒーの虜にされた女子生徒の集団と遭遇し、オンコ園に向かう。嘉郎は店内の女性客の中に、美由紀、紗英、秋山らを発見し、事情を尋ねる。その時、パーオと称する謎の男が現れる。パーオは嘉郎をエスパーだと見抜き、淫靡コーヒーを勧めると、美由紀や紗英に嘉郎を誘惑させる。嘉郎はパーオがエスパーだと指摘するが、パーオは全人類を巣食うサイエンティストだと自称し、淫靡コーヒーが愛と平和の為のコーヒーだと告げる。嘉郎がコーヒーを拒絶すると、帰るように促される。嘉郎がその足で浅見のマンションを訪ねると、浅見と秋山は超能力研究を放棄し、嘉郎にコーヒーを勧める。更に、帰宅した嘉郎は、両親さえもテンガガールズの格好で乳繰り合っているのを目撃し、当惑する。町にテンガガールズが溢れかえると、嘉郎はオンコ園に併設された工場へ駆け込む。嘉郎はそこで、女子生徒らがテンガガールズに変えられていく現場を目の当たりにする。そこへパーオが現れ、自らの能力が催眠:ヒュプノシスだと明かし、淫靡コーヒーにエロのイメージを凝縮していると告げる。パーオは世界をエロで埋め尽くし、全人類を巣食うのだと主張し、テンガガールズにされた美由紀や紗英、更に浅見や仲間達が現れる。嘉郎は、テンガガールズは夢に描いた世界だが、もっと大切なものがあり、それが愛だと説くと、パーオが能力の使い方を間違っていると主張する。それを聞くと、パーオは皆の催眠を解き、嘉郎の前から去る。

第8話

町にどこからともなく、謎の巨漢女サリーがやって来る。彼女を切望する永野の元にサリーが現れ、能力を使うと、永野を虜にして、去っていく。永野は美人が現れた事を嘉郎らに吹聴する。嘉郎は永野に誘われ、サリーを探しにビリヤード場に訪れる。嘉郎が目を離した隙に、サリーが現れ、永野に接近し足を挫く。嘉郎は永野が巨漢女を背負って帰る様子を目撃し、心の声で、女が永野をダメにしようと企んでいる事を知る。翌日、永野は浮かれ気分で店に立つ。嘉郎は仙台美人が大好きな永野が、巨漢女の虜になっている事を訝る。美由紀は恋愛は顔の良し悪しでは無いと、永野に理解を示す。その日、嘉郎と美由紀は偶然、紗英と会い、一緒に帰宅する。嘉郎は、自分を罵る紗英のどす黒い心の声を聞くが、紗英が孤独なのだとその心情を慮る。美由紀は、裏表の激しい紗英に、嘉郎が外見で騙されていると主張する。嘉郎と美由紀はその足で浅見のマンションを訪ね、女の能力が愛情操作:ラブ・コントロールで、対象の恋愛感情を操作するものだと知る。浅見は、能力を解かないと、徐々に永野の感情が薄れ、エロスが奪われた挙句、廃人になってしまうと危惧する。美由紀は、女が能力者だとは限らず、永野が外見では無く、本当の愛に目覚めたのかも知れないと主張する。その日、永野はサリーとデートするが、勃起しなくなっている事に気付く。夜、美由紀は商店街を幸せそうに歩く永野とサリーの姿を見かける。翌日、やつれた永野は、命の次に大切なテンガを全て嘉郎とヤスに譲ると言い出す。嘉郎らは教授の元で対策を協議すると、シーホースに赴き、永野のエロの灯火を消させないように手を尽くすが、永野は反応しない。その夜、永野はサリーと会い、指輪を差し出し、プロポーズする。そこに現れた酔っぱらいのサラリーマン達が、サリーの容姿を罵った為、憤慨した永野は殴りかかると、逆に反撃され負傷する。永野はサリーのアパートで介抱を受け、目を覚ます。サリーは永野の優しさに触れ、カレーを作って振る舞う。翌日、美由紀はスーパーで買い物をするサリーと遭遇し、心の声で、永野を廃人にさせる企みを知る。美由紀はサリーに食って掛かるが、跳ね飛ばされ、逃げられる。シーホースで閉店の張り紙を見た嘉郎達は、石崎のサイコメトリーでサリーのアパートを突き止め、向かう。アパートには永野の携帯用テンガが残されており、それをサイコメトリーする事で、永野が最後にシーホースに寄るつもりだと分かると、一同は再びシーホースに戻る。サリーは男が外見だけで女を判断するからだと告げ、美由紀にも同意を求める。その時、矢部がサリーのかばんに入っているカレーを透視し、永野が嫌いな人参を抜いている事を察知する。美由紀はサリーが本心では永野を愛していると察し、このまま廃人にすると一生後悔すると訴える。サリーは永野の愛に負けたと告げると、能力を解く。我に返った永野は巨漢女をサリーと認識できず、サリーはその場を去っていく。嘉郎はエスパーが敵と味方に分かれてしまう運命を嘆く。翌日、嘉郎は紗英と出会い、心の声で罵られるのを聞く。嘉郎は、田舎へ来て不貞腐れている紗英に、楽しく過ごした方が良いと諭す。エロが戻った永野は、ヤスに譲ったテンガを返す様に求めると、サリーが作ったとは知らずに、残ったカレーに舌鼓を打つ。

第9話

嘉郎は紗英との関係が後退している現状を嘆く。ある日、シーホースに、よく当たるという占い師が訪れ、嘉郎は占ってもらう。占い師はタロット占いで、嘉郎の心境を正確に言い当て、嘉郎の行く末を告げる。ところが嘉郎はいつの間にか眠ってしまい、ふと目覚めると、占い師が既に帰った事を美由紀から伝えられる。そこに人類股間計画の途中の榎本が現れ、美由紀に足蹴にされる。嘉郎は帰路に就き、商店街を抜けると、街角で占い師と遭遇する。嘉郎は占いの続きを希望すると、占い師は最後のカードが破滅だと告げ、恋の悩みが人生に蓋をしており、いますぐに告白し、未来を切り拓くように促す。嘉郎は紗英を公園に呼び出し、意を決して告白するが、即座に振られる。逃げ出した嘉郎は、車に轢かれた途端、シーホースで目覚める。先ほどと同じ様に榎本が現れ、同じ雰囲気の商店街を抜けた嘉郎が、デジャブを疑っていると、同じ場所で再び占い師と遭遇する。嘉郎は紗英に振られた経緯を明かし、同じ思いをしたくないと伝える。占い師は、破滅を免れるには告白に成功するしかないと告げ、告白の仕方を変える様に唆す。嘉郎は紗英を呼び出し、正攻法では無く、突き放して反応を見るが、再び振られてしまい、強引に紗英に抱きつく。そこへ現れた警官に撃たれた瞬間、嘉郎はまたもやシーホースで目覚め、同じ展開が繰り返される。その頃、現実の嘉郎はシーホースに眠ったままで、駆け付けた浅見は、嘉郎がドリームループにかかっていると判断し、占い師が嘉郎に同じ夢を見せ、精神を崩壊させようと企てていると主張する。美由紀達は能力を解くべく、占い師の捜索に向かう。その頃、嘉郎はあの手この手を尽くして、紗英に告白を繰り返しては、振られ続け、次第に現実と夢の区別が付かなくなる。占い師は、居心地の良い世界を作るのは嘉郎次第だと説く。嘉郎は、紗英と美由紀で自分を取り合う妄想の世界に迷い込む。美由紀達は、石崎のサイコメトリーで、占い師が採石場にいる事を掴み、急行する。そこへ占い師が現れ、嘉郎の成就しない恋を叶えてやったのだと主張する。美由紀が能力を解く様に要求すると、占い師は能力が鍵でしか解くことはできず、鍵は嘉郎の悩みそのものだと言い残して去る。一同は紗英が鍵だと察し、嫌がる紗英をシーホースに連れてきて、嘉郎にキスをする様に強要する。ところが、紗英が拒んでいる内に、感極まった永野が嘉郎にキスをし、嘉郎は目を覚ます。尚も夢見心地の嘉郎は、紗英とキスをしようと迫る。

 

 

第1話から意味深な雰囲気を醸し出して登場してきた栗原類が、いよいよ敵として嘉郎の前に立ちはだかった。しかし、真意はよく分からないままに姿を消した。いったい何がしたかったんだ。敵エスパーが次々に登場する様にはなったが、彼らが互いに通じているのか、スタンドアローンなのかもまだよく分からない。永野がオナニーをすると、美由紀に快感が伝わるのは、今後の展開と関係があるのだろうか。とりあえず、夏帆のコスプレ姿はめちゃシコレベルで、文句の付けようがない。一応、全員の能力が活かせる様なプロットになっているし、くだらない様に見えてよくできてるんだよな。東三河のこの世界観は本当に愉快だわ。

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