チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

この夏観るなら恐竜一択って事で映画「ジュラシック・ワールド」を観て来た、巨人って(笑)。

進撃のなんちゃらとか言う漫画の存在は知っているのだが、惹かれる要素が微塵も無いので、今後、アニメも映画も一切観るつもりは無い。僕は基本的にミーハーだから、巷でやいのやいのと賑わっていれば、どんなんかなぁってヲチしたくなるのが常なのだが、なんちゃらに限っては、全く興味が湧いてこないのである。映画館で予告編を何度か観たが、レンタルして観ようという気にすらさせられない。んだもんで、軽くdisってみたものの、興味の無いモノに関してはageもsageもせず、食わず嫌いだとしてもスルーを決め込むしかない。

そんな眼中に無いなんちゃらは放っておいて、ミッション・インポッシブルの新作とジュラシック・ワールドのどちらを観るか悩んだ挙句、ジュラシック・ワールドをIMAX3Dで観る事に決めた。言わずと知れた「ジュラシック・パーク」シリーズの新作である。

今作では、旧来の恐竜のみならず、DNAを掛けあわせたハイブリッド種を誕生させ、新たな見世物に構える事で、パークが再建されている。そうやって「ジュラシック・ワールド」と銘打った施設は盛況を博すものの、T・レックスのハイブリッドであるインドミナス・レックスは人間の手に負えず、機転を利かせて放飼場を脱出すると、他エリアの恐竜たちを見境なく皆殺しにし、来園者の集うエリアに向かう。施設のスタッフはどうにかして、インドミナスを食い止めようと試みるものの、インドミナスの持つDNAによる特性はデザインした研究者しか知りえず、対峙して初めて恐るべき本性が明らかになり、更にそこに悪巧みをする親会社が介入し、あゝ惨劇はまたもや繰り返されてしまうのねという、パニック映画である。

人間がバクバク食われてタヒんでいく、ある意味微笑ましく、王道な作りに好感が持てた。もう少し登場する恐竜の種類が多くても良かったかなとは思うが、ストーリーの妨げになっても本末転倒だから、こんなもんだろう。ラストのレックス同士の死闘は壮絶で、実に見応えがあり、目頭が熱くなってしまった。なにせ大当たりしたシリーズだけに、続編に対する眼差しは厳しくならざるを得ないのかも知れないが、今作はよく出来ている傑作だと思ったし、IMAX3Dで観て正解だった。

クリス・プラットと共に主演のブライス・ダラス・ハワードって、これまで余り注目して来なかったのだが、ロン・ハワードの娘なのね。子役のタイ・シンプキンス君も大きくなったな。いろいろと実入りのある作品で、満足満足。

どうでもいいハナシだが、僕の両隣に座ったのは、僕と同じぼっち風のおっさんだった。その内の片方はリーマンっぽい格好をしていたが、僕のセンサーは彼が実はムショクなのだと敏感に察知した。悲しくなるだけだから、取り繕うのはもうお止めなさい。

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※8月11日追記

IMAX先着限定ポスターを自室に飾ってみた。「プテロサウラ」(PTEROSAURA)という架空の映画。ポスターにしては意外と小ぶりなサイズ。

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