チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

立ち小便が男の尊厳とか考えてる野郎が世の中には多いそうだけど、あまりにアホらしくて涙を禁じ得ない。

昨日は珍しく、土砂降りと呼ぶのに相応しい豪雨が半日近く降り続き、そんな中をボロ傘で歩いたものだから足元がびしょ濡れになった。夏用の靴はスニーカーが2足だけだから、1足が濡れて潰れると残りは一足しかない。今夏はもう一足買い足そうと考えていたが、無駄遣いが激しいせいで購入資金を捻出できなかった。そうこうしている内にあっという間に冬入りして、物理的にスニーカーを履けるシーズンが終わってしまう。冬と比べて夏に有意性を見出すとすれば、スニーカーを履いて闊歩できるという事くらいだから、そういう意味では夏の終わりに寂しさは感じる。しかし、冬の訪れは待ち遠しい。

昨夜のためしてガッテンは立ち小便時の便器の尿ハネをテーマに扱っていたのだが、立ち小便というからには当然、男の小便の仕方をあれやこれやと追求するワケで、最終的に便器の壁面から12cm以内で小便を発射するのが、科学的に尿ハネを防ぐ最善の策という結論に落ち着いた。これはすなわち、便座タイプの便器では座って小便をすべきという事である。ところがどうだろう、世の中には座り小便を頑なに拒む男が多いらしい。街頭インタビューで、あるおっさんが「立ち小便は男の尊厳」とか涼しい顔をして宣っていたから、俺は呆れてしまった。立ち小便をする事で、男としての尊厳の最終ラインを堅持しているらしい。それで自分でトイレ掃除をするかというと、決してそうでは無いのだから、俺に言わせればこういう輩はマジキチである。

その昔、俺が実家であるボロ団地の一室に住んでいた頃、親父が立ち小便で尿ハネどころか、こぼしても我関せずで出てくるクズ野郎だったから、それが忌々しくて堪らなかった。そんな環境で育った為に、俺は幼少の頃から座り小便オンリーな人生を送っている。当然、出先でトイレに入っても便座型に直行し、座り小便をする。立ち小便で守る尊厳なんて糞喰らえであり、まず自分でトイレ掃除をしてからほざけと言いたい。