チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

標準的なアラホー♂が日々どんな事で悩んでいるのか脳内シミューレーションしたサタデーナイト。

朝方は気温が一桁に下がる様になり、窓を開けて換気すると室温もグッと下がる。それでもまだ20度程に保たれているのだが、ヒートテックT1枚だけだと肌寒いので、今日からフリースを解禁して羽織始めた。何年か前に買ったユニクロのフリースで、一年のおよそ半分をこの一着で凌いできたワケだが、その割には傷みが少ないから、まだ当分の間は持ちそうな気がする。部屋着はこんな扱いなのに、外着となるとこうはいかない。昨夜、寝る直前にまた秋冬用の服をポチってしまった。どういうワケか、比較的大きめの決断は寝る直前に行う、というのが習い性となっている。これくらいの時間帯には理性のハードルが下がりやすいのかも知れない。とまれ、これで3DSを購入してドラクエを始めるという計画が更に先延ばしになってしまった。やはり衣類が優先順位の上位を占めるのは如何ともし難い。超絶キモメンをマイルドキモメンに中和する為に、服や小物で粗を隠すのはやむを得ない措置である。

しかし、アラホーにもなって服だの3DSだので悩んでいるおっさんは、どれだけ世間ズレしている事か知れない。俺と同世代の標準的な男性諸氏は、いったいどんな事で悩んでいるのだろう。しばしばそんな事に思いを馳せてみるのだが、リアルな人間とコミュニケーションを取る機会が絶無に等しいので想像もつかない。昨夜、横になっても寝付けなかったので、もし自分が標準的な人生を歩んでいたらという仮定の元で、どんな悩みが生じうるか脳内シミューレーションを行ってみた。俺は中の下程度の企業に勤務し、30歳前後でめでたく結婚し、その直後に一児を授かるという設定である。ここで奥さんには僕の憧れの存在であるBYS(美人薬剤師Sさん)に登場してもらった。脳内で完結する妄想だからこんなのもアリだろう。俺は職場では丁度管理職に就き、子供は小学生に上がる頃合いだろうか。それくらいの時期の男はどんな事に悩み、逆に何を日々の糧にして毎日を送っているのだろう。子供の学費や進路、親の介護、生命保険のあれこれ、職場における部下のマネジメント・・・社会不適合者の俺には極々ありきたりなモノしか思い浮かばず恥ずかしい。しかし、そのどれを取ってみても、俺が抱える悩みや興じる楽しみとは天と地ほどの差がありそうだ。そんな事を小一時間ほど考えていたらいつの間にか眠っていた。