チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

今年も風物詩と称されながらも実際は結構キモいあの雪虫が飛び交う季節と相成りました。

昨夕、ふらっと近所まで出かけたら、早くもそこかしこに雪虫が飛び交っていた。冬の風物詩と称される事でお馴染みの例の虫である。雪虫が現れると初雪が近いなどと言われたりするが、正確なところは分からない。過去の日記を確認したところ、昨年は21日、一昨年は30日に初めて見た事になっているから、今年は結構早い時期から飛び始めたと言える。こうして振り返る事がある度、逐一記録する事の大切さを感じる。

これは昨年も書いた事なのだが、雪虫というのは一匹、二匹がフワフワと宙を舞っている分には可愛げがあるものの、大量に飛び交うその様は害虫そのものである。昨日は普通に歩いているだけでぶつかるくらい飛んでいたから、可愛いというよりキモいという感情の方が真っ先に沸き立った。ちょっと息を吸い込もうものなら、そのまま口に取り込んでしまいそうな量で、実に忌々しい。白い綿状の物質を纏っているから特別扱いされているだけで、その実、アブラムシの一種に過ぎない。大の虫嫌いの俺としては、この憂鬱な現象と遭遇しない事を願うばかりである。聞くところによると、今年はエルニーニョの影響で全国的に暖冬になりそうだと言われているが、北日本はその影響を受けないらしい。例年にないくらいのドカ雪が降ってこの世界を閉ざして欲しい。

昨夜から始まったNHKの新ドラマ「破裂」を観てみた。心筋細胞成長因子(香村因子)というのはややSF染みた突拍子もない要素だとは思ったが、国民生活省の佐久間がそれをどの様に悪用して、高齢者の削減に繋げていくのかは楽しみなところだ。天才官僚でありながらサイコ気質な佐久間は滝藤賢一のキャラにハマっていて良い。滝藤は俺と同世代だし、自ずと親近感が湧く。今クールはこのドラマと、もう一本だけに留めよう。下町ロケットにするかな。