チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

髭質、髭配置、髭密度、全てが絶望的にダサすぎる僕の髭をいっそ毟り去りたい。

昨日は一歩も外に出ない完ヒキデーだった。最近、こうして完ヒキする日が週に一度ほどある。基本的に出不精だから、食糧があれば外に出ようという気持ちは起こりにくい。しかし、ただでさえ運動不足なのに、丸一日ベッドで寝転がっている生活というのは、明らかに老化を早めるだろう。日に一度は買い物がてら散歩くらいしたいところだ。この日記を始めた当初は、ジョギングかもしくはウォーキングを始めたいとかいう意思を表していたものだが、今となってはそんな気力も失せた。

一応、閑静な住宅街と称される様なエリアに住んでいるのだが、寒くなってきたせいか、屋外で諸々の作業が行われる気配も失せ、朝から晩まで気持ち悪いくらい静かだ。それに加えて、先日、アパートの管理会社から騒音警告なる文書が全室に発出され、これはどこぞの住人が原因らしいのだが、皆が幾分、生活音を抑える様になった事も影響しているかも知れない。これほど静穏な環境下でヒキっていると、なんだか外界から完全に隔絶された様な錯覚に陥る。ひょっとしたら俺以外の全ての人間が絶滅したのでは無いか。そんな感じである。

完ヒキデーは一度も髭を剃らないので、無精髭が伸びっぱになり、さながら世捨て人な犯罪者の様な面持ちとなる。俺の髭の伸びっぷりがこれまたブサイク極まりなく、髭質、髭配置、髭密度、それら全てが男前の髭としての要件を満たしていない。ブサメンでも髭の伸びっぷりが男前だと、髪型補正の様に髭型補正が働くワケで、雰囲気イケメンとなりうる。それに引き換え、俺の無精髭ときたら、眺めれば眺めるほどそのダサさが実に嘆かわしい。おまけに髭が伸びるとアトピー肌の痒みと荒れが悪化するから、髭が生える事のメリットは何一つ無い。このまま髭だけを毟り去りたい。