冬入りしてから肌がカサカサというかパサパサで、アトピックパウダーを止めど無く撒き散らしてしまうから、床が真っ白になるのが実に萎える。今使っているPCも放っておくとパウダーまみれになるから、定期的に掃除機で吸い取ってやらなければ見苦しくて使用に耐えない。ワセリンやローションなどを塗り込むと多少はマシになるのだが、パウダーの悲惨を防止しようと思ったら、文字通り全身に隈なく塗らなければならず、服がベトベトになるし、その割には効果も持続しないから、結局何もしないのがベターという事になった。こんなに皮膚が剥がれ落ちるという事は、ひょっとしたら俺はやはり人間では無くて、脱皮を繰り返す事で生き長らえる全く別の亜種なのでは無いかと疑いたくもなる。だから人間社会に馴染めるはずもないのだ。
パサパサと言えば、この時期厄介なのが踵バリバリ現象で、冬入りして間もないのにもう既にヒビ割れのバリバリっぷりがハンパない。このバリバリっぷりは大根くらいなら下ろせてしまいそうな鋭さで、いざという時には凶器としても使えるレベルである。ま、それは冗談としてこれで一番に困るのが、靴下を着脱する時の引っ掛かりで、確実に生地が傷んでしまう。たとえユニクロの安価な靴下と言っても、バリバリのせいで傷むのは忍びない。この状態はパサパサと違って放置しておくワケには行かず、早速就寝時に毎年恒例のユースキンを引っ張り出してきて、たっぷり踵に塗りこみ、その上にカバーとして用意した専用の靴下を履く様にしている。これで相当程度バリバリが収まるのだからさながら魔法の薬の様で、大変重宝している。ありがとう、ユースキン。今冬もよろしく頼んます。パサパサもこんな具合に収まる魔法の薬があればいいんだがなぁ。
参考までにトラのあんよ。
こちらはライオンのあんよ。