チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

髭の育成二十日目、アウトロー感全開でいまだヒゲノミクス遠し。

結局、昨日は予想されていた様な吹雪になる事も無く、やや湿った雪が断続的に降り続くだけだったから、出かけてから傘を持って来れば良かったと後悔した。おかげで服と帽子がベチャベチャになった。しかし、傘を買う買うと言って相変わらず新調していない。どれを買うにしても今のコンビニ傘よりは格段にマシになるはずなのだが、いざ選ぶ段になると使い回しや耐久性が過度に気になってしまうから、購入に踏み切れない。もちろん盗まれる事への懸念もあるが、優柔不断過ぎる。いや、単にケチすぎるだけか。もう何ヶ月躊躇っているのか知れない。いずれにしても春先までには買いたい。しかし、この決意もいつまで続くか分からない。

さて、髭の育成を初めて二十日目となり、このアウトローなビジュアルにも目が慣れてきた。昨日、ニュースで今年の芥川賞受賞者が発表されているのを見かけたのだが、滝口悠生氏の髭の生えっぷりが俺とクリソツで、なるほど客観的に見るとこんな印象なのだなと思った。もちろん顔の造形で言えば俺の方が圧倒的にブサイクであり、比較対照にするのも痴がましいが、この社会人離れした髭面のアウトローっぷりな風貌の言い訳として、作家の卵という体にしてみるのも良いかも知れない。そう考えると、一定の説得力を備えて社会に溶け込めそうな気がする。今日から鳴かず飛ばずの作家というオーラだけを纏って外をほっつき歩く事にしよう。とりあえず今月いっぱいは育成を続け、ヒゲノミクスの到来を待つ。

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