チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

トワイライト ~初恋~

キャサリン・ハードウィック監督作「トワイライト ~初恋~」("Twilight" : 2008)[BD]

吸血鬼一族の少年と人間の少女が出会い、激しく惹かれ合い、恋に落ちていく様を描く恋愛作品。

 

17歳のベラは、再婚した母レネを気遣い、アリゾナの家を離れて父チャーリーの暮らすワシントン州の小さな町フォークスの生家に移り住む。警察署長のチャーリーは不器用ながらもベラを喜んで迎える。ベラは幼なじみの居留民ジェイコブとその父ビリーに再会し、チャーリーがビリーから買った中古のトラックを祝いに貰う。

地元の高校へ転入したベラは、人付き合いを不得手としながらも、ジェシカ、アンジェラ、エリック、マイクらと親しくなる。ベラは校内で一際異彩を放つ集団に気付き、彼らが皆、アラスカから移住してきた外科医カーライル・カレンの養子ロザリー、エメット、アリス、ジャスパー、エドワードだと知る。ベラはエドワードに興味を抱く。

ベラは生物の授業でエドワードと相席になるが、エドワードは露骨にベラを忌避する素振りを見せる。ベラはその真意を探ろうとするが、その日以来、エドワードは数日登校しなくなる。その最中、町に程近い工場で警備員が何者かに殺され、動物の仕業だと疑われる。

雨の日、ベラは生物の授業でエドワードと再会する。エドワードは初日の態度を詫び、ベラはフォークスへ移住した理由を明かす。ベラはエドワードの瞳の色が前回の黒色と違って金茶だと気付き、それを指摘する。その日の放課後、ベラが車に乗ろうとした矢先に、運転を誤った級友の車が暴走し、ベラに接近する。そこにエドワードが瞬時に駆け付けると、車を素手で容易く止め、挟まれそうになったベラを助ける。ベラは遠くにいたはずのエドワードに救出された事に困惑し、真実をエドワードに問い質すが、エドワードは忘れる様に諭す。しかし、ベラはエドワードの事が頭から離れなくなる。

後日、ベラは再びエドワードに車を素手で止めた方法を尋ねる。エドワードはアドレナリンが体中を駆け巡ったとだけ説明し、自分と親しくなるべきでは無いと説く。ベラはエドワードの真意を掴めず、苦悩する。その後、ベラは級友達に居留地ラプッシュの海岸へ遊びに行く誘いを受け、エドワードにも同行を促す。エドワードは避けたいわけでは無いとしながらも、誘いを拒む。

級友達と共に海岸に訪れたベラはそこでジェイコブと遭遇する。ジェイコブはラプッシュがカレン家の立ち入らない土地だと明かし、オオカミの子孫とされる居留民キラユーテ族とカレン家に纏わる古い伝説を語り聞かせる。カレン家の先祖はキラユーテ族の敵だったが、ある時、キラユーテの土地で狩りをしているところをジェイコブの曽祖父に見つかった。カレン家の先祖が正体を告げた為に、曽祖父は以後、キラユーテの土地を侵さない事を条件に、白人にその正体を明かさぬ取り決めを交わしたのだという。程なくして、チャーリーの友人ウェイロンが殺される。

ベラはキラユーテ族について知る為に、古書店で一冊の古書を購入する。その帰り道、ベラは夜道で不良集団に襲われる。そこにエドワードが車で駆け付け、不良達を威圧し、ベラを救い出す。ベラは居場所が分かった理由を尋ね、エドワードはベラを守るために離れたところで見守っていた事を明かす。エドワードは人の心が読める事を明かすと、ベラの心だけは読めずに苦悩しており、ベラと距離を置こうとする自制心が限界に達している事を伝える。ベラはエドワードの手に触れ、その冷たさに驚く。

ベラは警察署に立ち寄り、ウェイロンもまた動物によって襲われた事を知る。チャーリーはベラに防犯スプレーの携行を命じる。ベラは古書に記された吸血鬼に関する記述が、エドワードの特徴と一致する事から、事件との関係を疑う。

後日、ベラはエドワードに吸血鬼との一致点を論い、真実を問い質す。エドワードは長らく17歳のままだと認め、直射日光の下に身を曝す事で皮膚がダイヤの様に輝く姿を見せる。エドワードは自分が人殺しだと嘆き、その敏捷さと怪力を見せた上で、これほど人間の血を求めた事が無く、ベラを殺す運命にあると説く。ベラはエドワードへの信頼を伝える。エドワードは自分達が動物だけを狩っており、渇きを抑制できるとしながらも、ベラだけは求めてしまい、自制心を失いそうな事を明かし、読めないベラの心の内を話す様に請う。ベラはエドワードを失うのが怖かった事を明かす。エドワードはベラをずっと待っていたと伝える。二人は互いに強く惹かれ合い、交際を始める。

エドワードは自身が吸血鬼になった経緯をベラに明かす。カレン家では長のカーライルの主義で選択肢の無い者だけを選んで吸血鬼にしており、エドワードは1918年にスペイン風で瀕死の状態からカーライルによって吸血鬼にされ、救われたのだという。エドワードは心が読めるのは自分だけであり、アリスには未来を見通せる力がある事を明かす。また、エドワードはウェイロンを殺したのが他の一族だと明かす。程なく、エドワードはベラを自宅に招き、父カーライル、母エズミと兄姉達に紹介する。ベラは一家に歓迎されるが、ロザリーだけは不快感を示す。

ある夜、ベラの寝室にエドワードが忍び込み、寝顔を見るのが好きだと明かす。二人はキスをした後、セックスをしようとするが、エドワードは自制心を働かせてそれを拒み、語らい合って夜を過ごす。

ベラはチャーリーにエドワードを紹介した後、カレン家の野球に同伴する。人気の無い山の麓で、一家が超人的な野球に興じる最中、町で相次ぐ殺人を犯した吸血鬼のローラン、ヴィクトリア、ジェームズが現れる。カーライルは迷惑を被っている事を非難し、ローランは縄張りを荒らした事を詫びる。その時、ジェームズが匂いでベラが人間だと感知し、両者は一触即発の状態となる。カーライルはおとなしく引き下がる様に要求し、ローラン達はそれに応じて去っていく。

エドワードはジェームズが狩りを生き甲斐としており、決してベラを諦めないと説くと、ジェームズを殺して焼くしか手段が無いと主張し、ベラをバンクーバーへ逃がす事を提案する。ベラはやむを得ず、チャーリーとの生活を忌避するかの様に偽り、チャーリーを突き放した後、家を飛び出す。ジェームズはベラを執拗に追跡する。

カーライルはエドワードの彼女なら家族同然だと説き、一家総出になって対処に臨む。ベラはエドワードと別れ、アリスとジェスパーに同行し、フォークスを離れてホテルに身を寄せる。エドワード、エズミ、ロザリーはベラの匂いで撹乱し、ジェームズを引き付けるが、ジェームズは途中で企みを察知する。アリスはジェームズが向かった先を予知し、それが幼い頃にベラが通ったバレエ教室だと判明する。

エドワードはベラに迎えに行くと連絡する。その直後、ジェームズはベラに連絡し、住所を突き止めて母レネを拉致した事を伝え、一人でバレエ教室に来る様に命じる。ベラは死を覚悟して、単身、バレエ教室に向かう。しかし、そこにはレネのビデオがあるのみでレネ本人はおらず、ジェームズによる罠だった事が判明する。ベラは防犯スプレーで抗うが効果は無く、ジェームズはベラを投げ飛ばした上で脚を折り、エドワードを呼ぶ様に命じる。そこにエドワードが駆け付け、ジェームズを退けると、ベラと共に脱出を図る。しかし、ジェームズの妨害に遭い、ベラは鏡の破片で脚に重傷を負う。ジェームズは更にベラの手首に咬み付き、毒液がベラの体内を巡り始める。エドワードはジェームズを退けると、その首元に食らいつき、怒りで我を失いかける。そこに一家が駆け付け、カーライルはエドワードにベラを守る様に諭す。兄姉達はジェイムズを殺し、火で燃やす。エドワードはカーライルに促され、苦しみ悶えるベラの体から、血への欲望を抑えながら毒液を吸い出す。

病室で目を覚ましたベラは、ホテルの階段から転げ落ち、ガラスに突っ込んで重傷を負ったのだと、レネから伝えられる。ベラは引き続きフォークスでチャーリーと暮らす意向をレネに示す。エドワードはジェームズを始末した一方でヴィクトリアが逃亡している事を明かす。エドワードはベラを傷つけてしまう事を案じ、フォークスを離れてレネと共に暮らすべきだと提案する。ベラはそれを拒み、一人にしない様に請う。

後日、ベラはギプスを付けた状態でドレスを纏い、エドワードと共にプロムに参加する。会場へ入る直前、ジェイコブが現れ、ビリーからの言付けとして、エドワードと別れた方が良い事、監視している事をベラに伝える。エドワードはジェイコブを牽制する。ベラは会場でエドワードとダンスに興じ、毒が回れば吸血鬼になれたのに助けた理由を尋ねる。エドワードは自分にはベラの命が奪えないと理解を求める。ベラは永遠に一緒にいたいという決意を伝える。エドワードはその覚悟を確認した上で、自分の傍で幸せに生きていけば良いと諭す。ベラはその場は応じるも、永遠の夢を抱き続ける。離れた場所でヴィクトリアが二人を監視する。

f:id:horohhoo:20160316154743j:plain

f:id:horohhoo:20160316154748j:plain

f:id:horohhoo:20160316154752j:plain

f:id:horohhoo:20160316154756j:plain

f:id:horohhoo:20160316154759j:plain

f:id:horohhoo:20160316154802j:plain

f:id:horohhoo:20160316154806j:plain

f:id:horohhoo:20160316154810j:plain

f:id:horohhoo:20160316154815j:plain

f:id:horohhoo:20160316154819j:plain

f:id:horohhoo:20160316154823j:plain

f:id:horohhoo:20160316154827j:plain

f:id:horohhoo:20160316154832j:plain