チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

サヨナラ隣人Wって事で我輩の部屋に静けさが戻ってきた様である。

低気圧が相次いで通過するせいなのか、梅核気が悪化してきて苛々する。ヘルニアの痛みだけでもストレスが溜まるのに、この上、梅核気に苛まれるのではやってられない。横になって不貞寝しようにも、背中に負荷がかかるから、布団ミノムシもままならない。どちらも一生治らないのかも知れない。アトピーだって30を過ぎれば自然と治ると言われてきたのに、これっぽっちも治る気配が無い。死ぬなら僕の様なポンコツが死ねばいいのに、お天道様はそれを許してはくれない。それはさておき、何かと騒々しい生活音を立てる事で気を揉んできた隣人Wが、どうやら退居した様だ。確定したワケでは無いが、電源が落ちているし、二日ほど戻って来ない事から、ほぼほぼ退居したのだと考えている。このボロアパートに嫌気が差したのか、一ヶ月と持たなかったワケだが、ここは僕や隣人Xの様な最底辺の棲息地だからやむをえまい。結局、どんな風貌の野郎なのかさえ知る事は無かったが、静けさが戻ってきたのは喜ばしい。