チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1

ビル・コンドン監督作「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1」("The Twilight Saga: Breaking Dawn – Part 1" : 2011)[BD]

エドワードとの結婚の後、予期せぬ懐胎に見舞われたベラが、死に直面しながらも出産に臨む様を描くロマンチック・ファンタジー作品。

 

ベラとエドワードの結婚式が翌日に迫る。親族や友人に招待状が送付され、カレン家の庭に特設の会場が準備されるが、ベラはその仰々しさに戸惑う。ベラは独身最後の夜を自宅で過ごす。そこにエドワードが訪れ、ベラの本心を改めて確認する。エドワードは、自らがカーライルに吸血鬼にされて数年後、食欲を抑えられた事に反抗し、しばらく独りで過ごした間に殺人鬼を襲って渇きを潤していた事を明かすと、ベラに変身後の事を考える様に促す。ベラは勇気と自己犠牲の心と愛に溢れているエドワードの様になりたいという願望を伝える。エドワードはエメット、ジャスパーとバチェラーパーティと称した狩りへ向かう。その夜、ベラは結婚式の場でヴォルトゥーリの面々と遭遇した後、出席者達の死体の山の前でエドワードと共に立ち尽くす不吉な夢を見て、寝付けずに朝を迎える。

当日、ベラはアリス、ロザリーの協力を得て、式の準備に臨む。チャーリーとレネがカレン家に駆け付ける。チャーリーは家宝である祖母の髪飾りをベラに授ける。式には親族や友人など大勢の出席者が集い、賑わう。ベラとエドワードは皆に見守られる中、互いに永遠の愛を誓い、口づけを交わす。式に続いてパーティが始まり、家族や友人が二人に祝意を伝える。エドワードは会場の外へベラを連れ出し、正装せずにやってきたジェイコブに会わせる。ジェイコブが会場に姿を見せない事を残念に思っていたベラは歓喜する。ジェイコブは狼の姿で放浪していた事を明かす。そこに群れの仲間達が駆けつけ、ジェイコブは人間としてのベラと本当の別れを告げようとする。ベラは今夜が人間としての最後の夜では無く、そのままエドワードとハネムーンへ発つ事を明かす。ジェイコブはベラが人間のままでエドワードと関係を結ぼうとしている事を知ると、命を落としかねない危険を説いてベラに翻意を促すと共に、エドワードに激しい怒りをぶつける。サムはジェイコブを制止し、ベラの死が人狼族には関係無い事であり、諍いを起こさぬように命じる。ジェイコブは群れと共にその場を後にする。

ベラはチャーリーとレネに別れを告げると、エドワードと共に、皆に見送られながらハネムーンに出発する。エドワードは目的地をサプライズとしながら、リオに降り立った後、ボートに乗り換え、沖合へとベラを招く。やがて二人は、カーライルからの贈り物というエズミ島の、海沿いに立つ瀟洒な別荘に到着する。

その夜、ベラはエドワードに処女を捧げる。エドワードは力を自制するも、ベラの体に痣を残してしまった事に責任を感じて詫びる。ベラは意に介さず、幸せな雰囲気を壊したくないと請う。エドワードは自分にとっても最高の夜だったと明かすも、ベラはエドワードが消極的に振る舞う様になった事を憂う。

その後、二人は島内で自由奔放に過ごす。ベラは再び関係を結びたいと請い、エドワードはそれに応じる。一方、ジェイコブはベラの身を案じ、エドワードへの敵意を募らせるが、サムにいなされる。リアは誰かと刻印を結べればベラを忘れられるとジェイコブに説く。エドワードは先住民でハウスキーパーのグスタボとカウレを招く。カウレはエドワードが吸血鬼だと察しており、ベラの身を案じる。

式から14日目の朝、ベラは食事中に吐き気を催す。ベラは生理が遅れている事に気付くと、妊娠を疑い、その直後に腹部に何かが動くのを感じる。連絡を受けたカーライルは、急いでベラを連れ帰るようにエドワードに命じる。二人が身支度を始めると、そこへカウレが心配してやって来る。カウレはベラの様子を窺うと、死を宣告する。エドワードは体内の胎児を始末し、ベラを必ず助けるという決意を示す。

二週間後、ジェイコブはベラが病気であり、旅行が長引くとチャーリーから聞くと、事態を察し、カレン家を訪ねる。ジェイコブはやつれきったベラと再会し、妊娠の事実を知る。カーライルは胎内の状態を検査できず、何が起きているのか分からない事を明かす。アリスもまたベラの未来が予知できない事を明かす。カーライルはそれが前例の無い事態だと説き、胎児が急速に成長している事を危惧する。ジェイコブは摘出すべきだと主張する。

エドワードは胎児がベラに危険を及ぼし、また心臓が持たない事から吸血鬼に転生させる事もできない事を憂うと、ベラが出産を思い止まる様にジェイコブに説得を依頼する。エドワードはまた、ベラが死んだら自分を殺しても構わないと説く。ジェイコブは赤子を産む前に死んでしまえば、ベラを愛する自分も、エドワードを愛するベラも報われないと説き、産むのを止めて生きる様に諭すが、ベラは赤子が奇跡であり、上手くいくと主張する。

ジェイコブは説得を諦め、ベラの元を去ると、猛り狂い、群れに事情を伝える。サムは生まれる子が渇きを抑えられず、人間が犠牲になると説き、生まれる前にベラ共々殺すべきだと主張する。ジェイコブはベラがまだ人間であり、守るべきだと反論するが、サムは今夜、決着を付ける意向を示し、ジェイコブもそれに加わる様に命じる。ジェイコブは族長の孫としてサムにはもう従わない事を宣言し、群れと決別する。

ジェイコブは再びカレン家に戻る。そこに同じく群れを抜けてきたセスと、セスを心配するリアが駆け付ける。ジェイコブは仲間と戦う覚悟を二人に問う。ジェイコブはカレン家に事情を伝え、戦いに備える様に警告する。サム達がカレン家を包囲して機会を窺い始めると、カレン家とジェイコブ達は夜通し監視を続ける。

検査の結果、胎児がベラの体を内側から蝕んでいる事が判る。カーライルは胎児がベラの栄養摂取を拒む事で、ベラの体が衰弱し、出産まで心臓が持たない事、また吸血鬼の毒が効かない状態であり、転生もできない事を明かす。ベラは子供が自分の一部であり、悪意は無く、受け入れて欲しいとエドワードに訴えるが、エドワードはベラを殺す子供を愛する事はできないと突き放し、自分の元から去る決断を勝手に下したベラへの怒りを露わにする。

やがてベラの容態はみるみる悪化していく。ジェイコブの提案でベラに血を飲ませてみる事になり、カーライルが保管する輸血用の血液を飲ませる事でベラの容態が好転する。ベラはチャーリーに無事を伝え、スイスで治療を受けると欺くが、チャーリーはベラの身を案じて当惑する。

エドワードは怒りをぶつけた事をベラに詫びる。エドワードは胎内の子の声を感知し、それが善良で純粋で幸福を表しており、ベラとエドワードに好意を寄せている事を明かす。カーライルは明日にも出産が迫っており、またカレン家も狩りをする必要がある事をジェイコブに明かす。カーライルとエズミは家族となったベラを命に変えても守る決意を示すと、ジェイコブはカーライル達の狩りの障害となるサム達を排除すべく、一計を案じる。ジェイコブは話があると群れを欺いて呼び出し、注意を引き付ける事で、カーライル達を狩りに向かわせる。

ベラは子供の名前を、男児ならエドワードとジェイコブからE・Jとし、女児ならレネとエズミでレネズミとする意向を明かす。その直後、ベラの容態が急変する。カーライルが狩りから戻らず、エドワード達は緊急処置を迫られる。エドワードはベラの腹を割いて赤子を取り出し、それが健康な女児レネズミだと判るが、ベラはレネズミを抱いた直後に息絶える。エドワードはレネズミをロザリーに預けると、ジェイコブと共にベラの蘇生処置を図り、更に自らの毒をベラの心臓に注射する事で、転生を試みる。しかし、毒は効果を示さず、ジェイコブはベラの死を悟ると、苦しみながら生き続ける様にエドワードに告げ、屋外に出て悲しみに打ちひしがれる。エドワードは尚も蘇生処置を続け、ベラに目覚める様に呼びかけると共に、体中に咬み付く事で毒を巡らせようとする。サムはベラの死を伝え聞くと、レネズミを殺しに向かう。一方、決心を固め、レネズミと対面したジェイコブは、レネズミの瞳を見て、自らの運命を悟る。

程なく、サムの率いる狼の群れがカレン家の前に現れる。エドワード、アリス、ジャスパーが対峙し、戦闘が始まる。そこに狩りから戻ったカーライル、エズミ、ジャスパーが駆けつけ、更にセスとリアが加勢する。激しい戦闘の最中、ジェイコブが割って入り、サムに戦いの終わりを告げると、殺すなら自分を殺す様にと訴える。エドワードはジェイコブがレネズミと刻印を結んだ事を明かし、刻印の相手には手を出せないという人狼族の掟を説く。サムは群れと共に引き下がる。

翌朝、皆が容態を見守る中、ベラは吸血鬼として転生を果たし、覚醒する。程なく、ヴォルトゥーリにカーライルから手紙が届き、アロ達はカレン家の家族が増えた事を知る。アロはそれが自らが欲する物だと説き、目の色を変える。

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