チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ひょっとして俺、癌ちゃうんかという陰鬱戦慄想定シミュレーションをするお年頃。

朝から腹痛。正確には昨晩、寝る前から微妙に腹の調子が思わしくなかったが、我慢して床についた。最近、この手の腹痛が生じる度に、自分は癌では無いかと考える様になった。30~40代でも癌が見つかってあれよあれよという間に急逝する人がいる。俺は唯でさえ、標準的なアラホー男性より不摂生な暮らしをしているのだから、そろそろ癌が生じても不思議では無いだろう。大便に稀に少量の血が付着するのもその予兆の様な気がしている。ン年前に逆流性食道炎の検査の為に内視鏡で胃を見てもらったが、その時は問題は無さそうだった。しかし、腸を始め、その他の臓器に関しては全く知る由もない。例え微小サイズでも癌細胞が発生したら、それが体内を巡り巡ってあちこちに転移するのだから、案外、死ぬ日は近いかも知れない。ときに、癌と言えば抗癌剤を使用した長くツラい闘病のイメージが先行して、癌そのものに由来する痛みや苦しみはほとんど知らない。血反吐を撒き散らす様な地獄の日々が待っているのだろうか。当然、癌が見つかっても闘病する気はサラサラ無いし、それ以前にそんな経済的な余力も無いワケだが、医師に「このまま楽に死にたいです」と主張したら、「ああ、さいですか」とすんなり納得されて、痛み止めを処方してもらえるものだろうか。それとも、金にならないと踏んだら「あっそ、どうぞご自由に」って感じだろうか。この手のシミュレーションを練り尽くしておかねばならないな。