チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

もっぱら冬派の私は夏がジワジワと忍び寄ってくるのが憂鬱で仕方ない。

まだ5月なのに夏日が続く。夜から朝にかけては気温が10度台に下がるから、室温はそこまで上がらないのだが、夏がジワジワと迫り来るのを感じて憂鬱だ。昨日はンヶ月ぶりに窓を開けて久方ぶりの外気を取り込んだ。そのせいか、早速室内のゴミ袋の上をコバエが飛び交っているのを見つけた。網戸があっても彼奴らには障害にはならないのか。食べ物を求めてやってくるのなら、生け贄の如く彼奴ら専用の分前を供してやって、鎮まり給へ~とばかりに祈ってやるから、俺の目の付くところに現れないで欲しい。しかし、これだけ快晴が続くと、外で洗濯物を干したくもなるのだが、生憎、俺の部屋はベランダもバルコニーも無いので、年がら年中、部屋干しオンリーだ。ご近所さんで外干ししているのを見かけると、羨ましくて仕方ない。無いものをねだるよりなんとやら、などとよく言われるが、このまま一生、外干しした服を着られないのは切ない。しかも、部屋干しでは真夏の暑い盛りにも、除湿機の衣類乾燥モードをン時間も使用せざるを得ないから、排熱で室温が一段と上がってしまうのだ。斯様に夏は憂鬱で仕方ない。