チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ヘルニアちゃん、再びジワジワとおっさんの人生を終焉に向かわせ始める。

5月なのに灼熱の気候が続いているのだが、乾燥注意報が出るほど湿度が低いので、照りつける日光は熱くてもへばってしまう様な暑さで無いのが救いだ。夏もこれくらいカラッとしていれば過ごしやすいのに、そうは問屋が卸さないのだが日本の夏だ。と言っても、他の国の夏を経験した事も無ければ、そもそも日本を出た事すら無いおっさんの戯言に過ぎない。飛行機だって国内線一往復分しか乗った事がないし、パスポートすら持っていない。この先、国外に行く事など確実にあり得ないから、パスポートの実物を見ることすら無いだろう。しかし、列車でのんびりと国内を順繰り巡る旅行くらいはしてみたい。もちろんこれも不可能だろうが、このまま道内から出る事無く、一生を終えるのもやるせない。記憶が確かなら岡山から西には行った事が無いはずだから、九州、或いは沖縄の方まで死ぬまでに訪れてみたいところだが、その内、まともに歩けなくなる可能性もある事だし、経済的な問題のみならず、物理的にも支障が出てきそうだ。ヘルニアと坐骨神経痛で車の運転はいよいよ絶望的になったし、ペードラから脱する夢も潰えた。人生が終焉に向かうペースは年々早まっていくのを痛感する。