チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

パージ:アナーキー

ジェームズ・デモナコ監督作「パージ:アナーキー」("The Purge: Anarchy" : 2014)[BD]

あらゆる犯罪が合法化される「パージ」の夜を利用し、復讐を目論む警察官が、偶然救う事になった男女と共に、一晩を生き残る為に奮闘する様を描くSFホラー作品。

 

2023年の米国。9年前に政権を取ったNFFA(新しい建国の父)が、国を蝕む諸問題を解決すべく始めたパージは、見事に功を奏する。政府は貧困と犯罪を一掃し、経済は回復、米国は名実共に再生を果たしたのだった。その一方で、反パージを標榜する団体が台頭し始める。団体の指導者カルメロは、ネットを通じて、国民に過ちに気付く様に啓蒙を図り、パージの目的がNFFAの主張する攻撃性の解放による魂の浄化では無く、金だと説くと、パージで死ぬのが身を守る術を持たない貧困層や病人である事から、国が支出を減らせるのだとそのカラクリを明かす。

3月21日、ロサンゼルスの夕刻。今年のパージを目前に控え、市民は各々がパージの準備に万全を期する。一方で、帰宅を急ぐ市民で都心には大渋滞が生じる。パージ開始まで二時間余り、ウェイトレスのエヴァはその日の勤務を終える。エヴァは病を患う父パパ・リコの薬代に窮しており、店長に昇給の交渉を行うも不振に終わり、落胆して帰路に就く。離縁の協議中の夫婦シェーンとリズもまた、渋滞を避けつつ、車で家路を急ぐ。リズは別居を急かすが、シェーンは未練があり、難色を示す。

エヴァはパパ・リコと娘カリが待つアパートに帰宅する。パパ・リコは薬が時間と金の無駄だと主張し、エヴァとカリが自分に配慮するのを拒むと、寝室に篭もる。カリはパパ・リコの様子がおかしい事を訝る。エヴァは昇給が叶わなかった事をカリに明かす。カリはパージに否定的であり、カルメロの主張に共鳴する。カルメロは武器を取って反撃する事を宣言し、同志に参加を促す。一方、シェーンとリズは立ち寄ったスーパーの駐車場で、覆面のパージャー集団と遭遇し、威嚇される。

巡査部長のその男は、1年前の事故で息子ニコラスを喪うも、飲酒運転の加害者が検察のミスで無罪となった事から、パージを利用して復讐を画策する。巡査部長は銃火器を取り揃え、武装を済ませると、パージの始まりを待つ。そこへ元妻がやってきて、復讐を翻意する様に諭す。巡査部長は元妻に家族と安全に過ごす様に促し、帰らせる。一方、パパ・リコは身支度を済ませると、手紙を残して、エヴァ達に悟られぬ様に外出し、迎えのリムジンに乗る。また、シェーン達の乗った車が突然故障する。

パージ開始まで45分。巡査部長は装甲を施した車で、目的地へ出発する。エヴァとカリは自宅の封鎖を済ませる。一方、立ち往生を余儀なくされたシェーンとリズは、車の配線が切断されているのを発見する。そこへ先ほどの覆面パージャー集団が追ってくる。シェーン達は集団に意図的に故障させられた事を確信し、逃走する。

午後7時、緊急放送システムによるパージ開始の告知がなされた後、サイレンが響き渡る。街には各々が武装したパージャー達が繰り出し、逃げ遅れた市民の殺戮を始める。シェーン達はパージャーの群れを掻い潜り、街を逃げ惑う。エヴァは夕食の準備を始める。カリは寝室にパパ・リコを呼びに行き、そこで置き手紙を見つける。その中でパパ・リコは、自らの余命が僅かである事から、10万ドルの報酬と引き換えに富豪が興じるパージの犠牲になる契約を結んだ事を明かし、エヴァ達にその金で楽な暮らしをする様に願う。

エヴァ達が動揺したのも束の間、アパートの前に武装した軍隊がトレーラーでやってくる。その直後、部屋の封鎖を破って、同じアパートの住民のディエゴが押し入る。ディエゴは日頃、エヴァが自分を疎む事に憎しみを募らせており、銃を携え、エヴァ達のパージを目論む。エヴァは許しを請うが、ディエゴエヴァ達を威圧して楽しむ。そこに軍隊が突入し、ディエゴを蜂の巣にして殺す。軍隊はエヴァとカリを捕らえ、トレーラーの前に連行する。

巡査部長は目的地への道中、トレーラーの前に通り掛かり、様子を窺う。巡査部長は目的を優先し、エヴァ達を無視しようとするが、義憤に駆られ、2人の救出に向かう。巡査部長は2人を取り巻く兵士達を撃退すると、トレーラーの中に待機する、市民のパージを担うビッグ・ダディを銃撃する。シェーンとリズは巡査部長の車を発見すると、騒動に乗じて車内に身を隠す。程なく、ビッグ・ダディが起き上がり、他方で覆面パージャーの集団が駆け付ける。巡査部長は已む無く、エヴァとカリ、シェーンとリズを同行させる事に決め、車で逃走を開始する。ビッグ・ダディはガトリング・ガンで徹甲弾を車に浴びせるが、巡査部長は猛攻を辛うじて切り抜け、パージャー達の追跡をも躱す。エヴァ達は安堵する一方で、巡査部長の目的がパージだと悟る。

間もなく、被弾の影響で車が故障する。巡査部長はエヴァとシェーンにそれぞれ銃を手渡すと、別行動を命じる。エヴァは同僚の家まで連れて行ってくれれば、彼女の車を貸すと提案し、助けを求める。巡査部長はそれに応じる事にし、4人を率いて、その家を目指す。

一行はパージャー達が屯する市街地を察知されぬ様に移動する。一方、 覆面パージャーの集団は、市民を捕らえてはバンで連れ去っていく。一行はパージャーやパージャーの仕掛けた罠を切り抜けながら進み、やがて何者かに襲撃されたトレーラーと無数の兵士達の死体を発見する。トレーラーの内部には政府の交通監視システムが搭載されており、巡査部長はエヴァのアパートを含む数ヶ所が標的としてマークされている事を発見する。カリはそれが都市計画の対象地区だと指摘し、NFFAの真の目的を見破る。カリはトレーラーの傍の壁にカルメロのグループのシンボルが描かれているのを発見する。そこへ別のトレーラーが接近し、一行は兵士から武器を奪って地下鉄の構内に逃げ込む。

一行は地下鉄の線路を伝って目的地を目指す。カリは巡査部長に自分達を助けた理由を尋ねる。巡査部長はカリが必死に抵抗していたからだと明かし、亡きニコラスに重ね合わせた事を示唆する。カリは殺人ではどんな傷も癒せないと翻意を促す。巡査部長は自分の着用する防弾チョッキをカリに譲り渡す。一行は地下に身を隠すホームレス達と遭遇する。その矢先に、銃火器火炎放射器で武装したパージャー達が車で現れ、逃げ惑うホームレス達の虐殺を始める。巡査部長はエヴァとカリを連れて逃走を図るが、シェーンはリズと共にマシンガンでパージャー達に応戦する。2人はパージャー達を撃退するが、その際にシェーンが重傷を負う。

一行はエヴァの親友ターニャのアパートに辿り着き、ターニャとその両親、妹ロレインとその夫ロディのもてなしを受ける。巡査部長はシェーンの傷の手当を施すと、休む間もなく、目的を果たしに行こうとする。エヴァは巡査部長に感謝するも、車の件がカリを守る為に仕方なくついた嘘だった事を明かす。憤慨した巡査部長は大事な夜を奪ったと詰り、出ていこうとする。カリは復讐では息子が喜ばないと説き、留まる様に促す。その時、ロレインが突然、銃でターニャを射殺する。ロレインはロディがターニャと浮気した事を咎め、ロディ目掛けて発砲する。ロディはリズを盾に取り、ロレインを牽制する。巡査部長はロディを銃撃して、リズを救うと、ロレインを発砲で退け、4人を連れて部屋から脱出する。

巡査部長は目的を遂行する見通しが立たなくなった事で途方に暮れる。その時、アパートの前にトレーラーが到着する。巡査部長は偵察に赴き、ビッグ・ダディが軍隊を率いて自分を追ってきており、エヴァとカリを生け捕りにしようとしている事を知る。巡査部長は4人を連れてアパートを脱出し、軍隊から逃れる。その矢先に、一行は覆面パージャーの集団に不意を突かれて捕らえられ、バンで移送される。集団の一人は、自分達は殺さずに、軍隊のおこぼれを連れ去って、売り飛ばしている事を明かす。

やがて一行は大勢のセレブ達が集うパージ会場に連行され、パージの権利を得る競りに掛けられる。その後、一行は暗闇に包まれた狩場と称される場所に移動させられ、思い思いに武装したセレブ達のパージの標的として扱われる。主催者とその他のセレブ達は狩りの行方を安全地帯で見守る。巡査部長はセレブ達から暗視ゴーグルと武器を奪い、一人ずつ撃退していくと、やがて危険を感じたセレブ達は狩場から脱出する。

主催者の女は直ちに応援を要請し、武装した大勢の警備隊が駆け付け、一行は窮地に陥る。巡査部長は決死の覚悟で反撃に出ようとするが、その矢先にシェーンが射殺される。その直後、カルメロ率いる抵抗軍が狩場に突入し、警備隊の掃討に乗り出す。主催者とセレブ達は逃走を開始する。カルメロは抵抗軍の方が戦力、怒りの両面で警備隊を圧倒していると説き、金持ちの血でのみ変えられると主張すると、4人に逃げる様に促す。リズはシェーンの復讐を果たす為に留まる意向を示す。巡査部長はエヴァとカリを連れて、その場を後にする。巡査部長は逃走目前の主催者の車を停めると、恐怖を植え付けた上で逃し、車を奪う。パージ終了まで残り1時間足らずとなり、巡査部長は目的地へ急行する。

程なく、巡査部長は住宅街の中の一軒の家の前で車を停める。巡査部長はその家の家主ウォーレンが、1年前にニコラスを飲酒運転の末に轢き殺したものの、有罪にはならず、家族4人で幸せに暮らしている事への憎しみを露わにすると、予め裏口のバリケードに細工しておいた事を明かす。巡査部長はカリの制止を振り切り、2人を車内に残してウォーレンの家に侵入する。

パージ終了5分前、巡査部長はウォーレンとその妻の寝室へ到達すると、ウォーレンを叩き起こす。巡査部長はウォーレンにナイフを突き付け、息子を奪われた怒りを露わにする。巡査部長は命乞いするウォーレンに、自分と息子の償いをする様に要求する。

程なく、巡査部長は表口から姿を表す。そこにビッグ・ダディが現れ、巡査部長を銃撃し、致命傷を負わせる。ビッグ・ダディは車で身元と行き先が判明した事を明かす。ビッグ・ダディは巡査部長の心情を察しながらも、パージには「誰も救うな」という裏のルールがある事を明かし、パージは命を奪うためにあり、統制の為の殺しが足りない事から、NFFAがバランスを取る役目を担っているのだと主張する。ビッグ・ダディは巡査部長に英雄は要らないのだと説き、パージで浄化されたのかと尋ねると、国に祈りを捧げた後、巡査部長に止めを刺そうとする。その時、ウォーレンが家の中から現れ、ビッグ・ダディを射殺する。そこへ兵士達が駆け付け、ウォーレンに銃を向け、エヴァとカリも巡査部長の身を案じてやってくる。その時、パージ終了を告げるサイレンが響き渡り、兵士達は撤収する。エヴァはウォーレンに車で巡査部長を搬送する様に命じ、病院に急行する。カリは自分達を救い、パージを翻意した巡査部長に立派だと伝え、恩返しをさせて欲しいと請う。巡査部長はカリの手を握りしめる。間もなく、車は病院に到着する。街には警察、消防、救急隊が駆り出される。

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