チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。4年目。

サベージ・キラー

マイケル・S・オヘダ監督作「サベージ・キラー」("Savaged" : 2013)[DVD]

暴虐の限りを尽くされ、殺された若い娘が、先住民の呪術により復活を果たし、復讐に乗り出す様を描くバイオレンス・ホラー作品。

 

カリフォルニアの実家で母と暮らす、ろうあ者のゾーイは、婚約者デインと暮らす為にニューメキシコへ移住する事を決意する。母は、一人で長距離を旅するゾーイの身を案じるが、ゾーイはそんな母を説得し、父の形見のポンティアックGTOに乗ってニューメキシコへ出発する。道中、ゾーイは砂漠の荒野を写真に収めては、デインへのメールに添付して送る。ニューメキシコ入りして程なく、先住民の居住区に差し掛かったゾーイは、そこで先住民狩りに興じる荒くれ者の集団、トレイとその兄弟分ウェスト、ジェド、スキーター、コーディ、クリードの6人と遭遇する。ゾーイは負傷した先住民の若者を救おうと試みるが、その甲斐虚しく、若者は集団に殺され、ゾーイは拉致される。

集団はアジトの小屋にゾーイを連れ込むと、両手足を有刺鉄線でベッドに縛り付け、リーダー格トレイを筆頭に、ゾーイを輪姦し、暴虐の限りを尽くす。デインはゾーイが到着しない事を心配し、ゾーイが送ってきた写真を元に、アクメの地元警察に捜索を依頼する。

トレイは曽祖父がアパッチ狩りで名を馳せた偉大な軍人だとゾーイに明かすと、代々収集してきたアパッチの骸骨の数々から、大酋長マンガス・コロラダスの骸骨を誇示する。ウェストはゾーイが先住民と異なり、一般市民で、尚且つ、ろうあ者である事から、誘拐が発覚して大騒ぎになる事を懸念し、早々に始末する事を提案する。トレイはそれに反対し、生かし続けて慰み物にする意向を示す。ポーカーによる勝負の末、ウェストがその主張を通す。ゾーイは有刺鉄線から強引に手足を解き放ち、密かに小屋から逃走を図るが、ウェストの手に堕ち、ナイフで殺された挙句、人気の無い荒野に埋められる。

翌日、デインはアクメに向かう。その頃、アパッチの末裔の呪術医が、偶然、埋められたゾーイを発見し、自らが暮らす聖地内のトレーラーへと連れ帰る。ゾーイに同情した呪術医は、その夜、復活の儀式を行い、その際にゾーイの生前の記憶に触れ、アパッチ殺しの集団による犯行だと知る。呪術医の意図とは異なり、ゾーイは大酋長の魂と共に復活を果たし、呪術医は已む無くゾーイを昏睡させる。

程なく、ゾーイは目を覚ますと、何が起きたのか分からぬまま、聖地を離れ、近くの町に辿り着く。復活に伴い、耳が聞こえる様になったゾーイは、公衆電話からデインに連絡し、無事を伝え、迎えに来る様に請う。デインは電話番号から住所を特定する為に、一旦電話を切る。その直後、ゾーイは集団の一人で保安官のジェドが、町のバーに入っていくのを目撃する。途端に豹変したゾーイは、ジェドを追って店に入ると、バーテンと客を殺し、ジェドの腹から腸を引き抜き、頭皮を剥ぎとって惨殺する。

デインは公衆電話から判明した住所を頼りに、町に駆け付ける。デインは、バーで起きた殺人への対処に追われる地元の保安官ホルトに事情を伝えるが、多忙を理由に後回しにされる。そこに、ジェドの死を聞いて駆け付けたトレイ達がやってくる。デインはトレイ達に、ゾーイについて尋ねる。トレイ達は知らぬ存ぜぬを装い、立ち去ろうとするが、電話があった事を聞くと、目の色を変える。デインはその様子を訝り、更に追求しようするが、トレイ達の反発を招く。そこにホルトが現れ、トレイ達を追い返す。ウェストは間違いなく殺したと主張するが、トレイは死体を見せる様に要求する。ホルトは今朝方、ハイウェイでGTOが見つかった事をデインに明かす。デインはゾーイと婚約したばかりで、2人の名を刻んだ指輪を贈った事を明かす。

翌朝、ゾーイは農場の納屋で目を覚ますと、自分の変わり果てた姿を確認する。ゾーイは納屋の農機具や工具の中に、弓矢を見つけると、それを持ち出す。一方、トレイ達はゾーイの死体が無くなっている事を確認する。ウェストは確かに殺したはずだと主張する。コーディはゾーイが復活し、ジェドを殺した可能性を指摘する。トレイはジェドの死に方から先住民の仕業だと疑うと、事態が収まるまでアジトをしばらく離れる事にし、唯一兄弟では無いクリードに身を隠す様に命じる。その後、自宅で身支度を済ませたクリードの前にゾーイが現れる。クリードはトレイに連絡するも、その矢先にゾーイに弓矢で惨殺される。 トレイはクリードからの伝言を聞き、ゾーイが生きている事を知る。

その夜、ゾーイは再び納屋に戻る。ゾーイはいかに傷付けられても死なない事を知り、また、デインから貰った指輪が指の皮ごと抜け落ちるのを見て、自分が生ける屍だと自覚する。その後、ゾーイは再び聖地へ呪術医を訪ねる。呪術医はゾーイの復活の経緯を明かす。呪術医はなんとかしてゾーイの魂を呼び戻そうとしたが、同時に大酋長の魂まで現れ、一緒に復活する事を望んだ為、それを拒んだ。しかし、呪術医の力が及ばず、ゾーイの蘇生に失敗すると、大酋長はその機に乗じて、ゾーイの体に入り込み、ゾーイと一体化して復活を遂げたのだという。呪術医は肉体が長くは持たない事を明かすと、事を成すなら急いだ方が良いと説く。

トレイはクリードの死体を確認すると、ウェストに責任を問う。ウェストは女ではあり得ない殺しの手口から、普通では無い何者かの仕業だと指摘する。トレイはデインを囮にして、ゾーイを迎え撃つ事を企図すると、ゾーイに殺されたバーテンの父ロディが元海軍所属で、武器を大量に所持している事から、応援を要請する。トレイは最年少のスキーターを自宅へ退避させる。

翌日、納屋の所有者の老夫婦が異変を察知してホルトに通報し、狩用の弓矢が無くなった事を伝える。ホルトは納屋の中でゾーイが落とした指輪を見つける。その直後、ホルトは本部から連絡を受け、クリードが弓矢で惨殺された状態で見つかった事と、ジェドを殺した凶器の瓶と公衆電話に付いた指紋が一致した事を知る。

デインはモーテルに戻り、ゾーイの身を案じて悲嘆する。ゾーイは密かにモーテルを訪ね、自分を忘れる様にとのメッセージを残して立ち去る。その直後、トレイ達がモーテルを襲撃し、デインをトラックで連れ去る。ゾーイは弓矢でトレイ達に奇襲を仕掛け、コーディに致命傷を負わせる。ゾーイは荷台に飛び乗り、ウェストとの格闘を制すると、止めを刺そうとするが、トレイが急ブレーキを掛けてそれを阻止し、投げ出されたゾーイを轢く。トレイ達は尚も立ち上がるゾーイを見て戦慄し、走り去る。

トレイ達は次に拠点とするバラックに逃げ込む。トレイ達はゾーイを操っているのが呪術医だと悟る。コーディは医者へ連れて行く様に求めるが、トレイはそれを無視する。程なく、ロディと仲間のウィル、ゴートが武器を大量に持参して合流する。一方、ゾーイは呪術医の元に戻り、傷んだ体をテープで修繕する。その直後、ゾーイの体から大酋長の魂が抜け出し、ゾーイに短剣と斧、首飾りを授ける。

その夜、トレイ達は武装を施し、ゾーイの襲撃を待ち受ける。トレイは椅子に縛り付けたデインの前で、ゾーイを暴虐の末に殺し、そのゾーイが復活を遂げ、自分達を殺しに来ているのだとロディに明かす。その頃、ホルトはスキーターの元へ訪れ、事の経緯とトレイ達の居場所を聞き出す。

その後、コーディが車に乗ってバラックから逃走を図る。トレイは事件の発覚を恐れ、やむを得ず、コーディを殺そうとするが、そこにゾーイが現れ、車に槍を投げつけてコーディを殺す。ゾーイの背後に巨大な影が現れ、トレイ達はその正体を悟る。トレイ達はそれぞれ持ち場に付いて、ゾーイを待ち受ける。ゾーイは魔力で敵を翻弄し、ロディ、ウィル、ゴートを立て続けに惨殺すると、ウェストの心臓をもぎ取り、齧り付いて雄叫びを上げる。その時、ホルトがバラックに駆け付ける。トレイはホルトを銃撃して、車で逃走する。ゾーイはデインの背後に忍び寄る。デインはゾーイの気配を察知すると、ガラスに映る変わり果てたゾーイの姿を確認する。ゾーイはデインの呼びかけに応じず、その場から立ち去ると、致命傷を負ったホルトの前を素通りし、バラックを後にする。

呪術医はデインの配布したゾーイのビラを見て、デインに連絡を試みる。そこへトレイが現れ、事情を問い質す。呪術医は、大酋長の恨みが2人を結びつけたのだと説く。トレイはゾーイを止める方法を教える様に脅迫する。呪術医はトレイの一族が死に絶えるまでゾーイは止まらないと説くが、聖地に大酋長を埋葬すれば或いは追い払えるかも知れないと明かす。一方、デインは警察に保護され、モーテルに戻る。ゾーイはスキーターの元に訪れるが、既にスキーターが自殺している事を知る。そこに居合わせた兄弟達の母親は、先祖代々アパッチ狩りを受け継ぎ、大義を担ってきたのだと主張し、ゾーイを操っているのが大酋長だと見抜く。ゾーイは母親を殺す。

トレイはアジトから数多の骸骨を持ち出し、呪術医の元へ戻ると、骸骨を埋葬する穴を掘るが、大酋長の骸骨が紛失している事に気付く。そこに骸骨を携えたゾーイが現れ、トレイの前に立ちはだかる。トレイはチェーンソーを持ち出し、ゾーイに襲いかかる。死闘の末に、ゾーイはトレイの右腕を切り落とし、止めを刺そうとする。その機に乗じて、トレイはチェーンソーでゾーイの胴体を貫くが、ゾーイはトレイの首を斧で切断する。

デインは呪術医が携帯に残したメッセージを聞き、聖地に駆け付け、トレイが掘った穴の中に上半身だけになったゾーイを発見する。デインはゾーイの意を汲み、その体を燃やす事を決意する。ゾーイは手話で愛を伝え、デインはそれに応じた後、ゾーイにガソリンをかけて火を放つ。ゾーイの体は炎に包まれ、間もなく、ゾーイと大酋長の魂が夜空に解放される。朝が訪れ、呪術医はゾーイが残酷なこの世を離れ、より良い場所にいるとデインに諭す。

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