チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

ゴジラの逆襲

小田基義監督作「ゴジラの逆襲」(1955)[DVD]

消滅したはずのゴジラが新たに出現し、再び日本に脅威をもたらさんとする様を描く怪獣作品。

 

ゴジラの出現により、東京が壊滅的な被害を受けてから、しばらくの月日が経過する。大阪市の株式会社「海洋漁業」のパイロット、月岡は三重近海の上空から魚群を探査し、漁船を誘導する通常業務に従事する。その最中、同僚パイロットの小林が岩戸島南端へ接近中にエンジン不調に見舞われ、救援要請を発信した後、不時着する。無線課でその報せを受けた、社長の山路の娘で月岡の婚約者の秀美は、それを月岡に伝え、月岡は小林の救援に向かう。程なく、月岡は孤島で不時着した機体を発見すると着水し、小林の無事を確認する。その直後、突如、島にゴジラが現れ、更にもう一体の別の怪獣が現れる。二体は闘争の末に海に転落し、姿を消す。

大阪に戻った月岡と小林は市警本部に赴き、総監を始めとする警察幹部と、署に招聘された古生物学者の山根、田所らに事実を報告する。田所と山根は新たに出現した怪獣の特徴から、それがゴジラと同時代に生存していたアンキロサウルス、通称「アンギラス」であり、水爆実験が眠りを覚ましたのだと推測する。田所はアンギラスが敏捷性に優れ、極めて好戦的な種族だと説く。山根は東京から持参した、被害の様子を収録したフィルムを一同に視聴させると、いかなる武器と知能を結集しても、ゴジラの行く手を阻む事は敵わず、唯一の対抗策であるオキシジェン・デストロイヤーが芹沢と共に消失した事で、ゴジラの抹殺は絶望的であり、その上、アンギラスまで出現した今、人類は原水爆以上の脅威の下にあると主張する。その上で山根は、被害を最小限に留める方策として、ゴジラの上陸地点を予知した上で付近の住民を退避させると共に、ゴジラが光に対して非常に敏感であり、水爆実験の記憶を想起する為か激怒する習性を逆に利用し、完全なる灯火管制を行った上で、照明弾により遠く海上へ誘き出す事を提案する。

しばらくした後、紀伊水道近海でゴジラがレーダーに捕捉され、海・空の防衛隊が直ちに出動する。四国南部にゴジラ上陸の可能性が高まり、住民に緊急退避命令が発せられる。山路は自社にとって一番大事な漁区が減り、多大な被害が及ぶ事を危惧する。

その一方で、阪神地区は安全だという観測がもたらされ、市民は平時の夜を迎える。月岡と秀美はキャバレーを訪ね、ダンスに興じる。その最中、大阪地区にも警戒警報が発令される。当局の予測は外れ、ゴジラは大阪湾内に侵入する。大阪が完全なる灯火管制に突入すると、防衛隊は照明弾投下によるゴジラの誘導作戦を開始する共に、港湾には特車部隊が集結してゴジラの上陸に備える。

湾内に出現したゴジラは、照明弾に翻弄され、湾外へと誘導される。市民の退避が急がれる中、月岡は秀美を自宅に送り届けると、小林と共に山路が待機する工場へと向かう。その一方で、護送中の囚人達が、騒動に乗じて警察車両から脱走を企てる。警官達が取り逃がした数名が、石油運搬トラックを奪って逃走する。そこへ車で通りがかった月岡達は、警官達にトラックの追跡を要請される。間もなくパトカーが応援に駆けつけ、月岡達と共にトラックを猛追する。トラックはコンビナートに逃げ込んだ後、運転を誤って石油タンクに突っ込み、大爆発を引き起こす。周辺が一斉に炎上を始めると、ゴジラはそれを察知して、再び湾内に戻ってくる。防衛隊は激しい集中砲撃を浴びせ、ゴジラの上陸を阻もうとするが、ゴジラはそれを物ともせず、遂に上陸を果たす。

月岡と小林は工場に辿り着き、社長達と合流する。それから間もなく、アンギラスが出現し、ゴジラと闘争を始める。防衛隊は爆撃を中止し、退却を余儀なくされる。ゴジラは白熱光で周辺一帯を火の海と化し、山路の工場にも火の手が及ぶ。ゴジラアンギラスは市の中心部へと雪崩れ込み、尚も闘争を続ける。総監は署内全員に退避を命じる。二体は大阪城を舞台に死闘を繰り広げた末に、ゴジラアンギラスを倒し、白熱光で焼き尽くす。ゴジラは市街地を蹂躙した後、海に戻っていく。

翌日、北海道支社から支社長の芝木が駆けつけ、山路と共に工場の跡地を視察する。山路は社を立て直す決意を示す。山路は、当分は北海道支社を拠点に業務を遂行する意向を示し、小林に北海道支社への異動を命じる。小林はそれを快諾する。小林は月岡と秀美の結婚式が順延になった事を慮ると共に、自らの花嫁探しへの意気込みを語る。

その後しばらく、ゴジラは姿を消す。雪の降り積もる北海道に赴任した小林は、魚群探査の業務に従事する。月岡は大阪本社の残務処理を終え、山路、秀美と共に北海道支社に到着する。その夜、料亭で宴会が催される。小林は料亭に訪れていた、かつての飛行隊の同僚である田島、寺島、更に寺沢隊長を月岡に引き合わせる。月岡は久方ぶりの仲間達と盃を交わし、旧交を温める。小林は北海道で花婿という愛称で親しまれており、秀美が早く相手を見つける様に促すと、小林は意中の相手がいる事を仄めかす。

宴会の最中、会社所属の漁船がゴジラに襲われ、沈没したとの報せが入る。寺沢は部下の池田に非常配備を、寺島に海上捜査を命じる。飛行隊はゴジラの捜索に乗り出し、月岡もそれに参加する。秀美は支社から無線で月岡に天候の急変を伝え、捜索の打ち切りと帰還を要請するが、月岡はオホーツク海上空にいる事を伝え、捜査の継続を主張する。秀美は月岡の身を案じ、気を揉む。そこに小林が訪れ、女子が欲しがる物について秀美に助言を求める。秀美は相手がどんな女か尋ねるが、小林は尚もそれを伏せる。その時、月岡は海上を進行するゴジラを発見し、それを秀美に報せる。秀美は深追いせぬ様に請う。小林は月岡機の燃料が復路分しか無い事を知ると、交代を申し出る。小林は月岡からゴジラが神子島に上陸しようとしている事を聞くと、支社を出発する。その際、小林は手帳を置き忘れていき、秀美はその中に挟んであった写真から、相手の女性を確認する。

寺沢は田島に爆弾を全機に搭載して、出撃準備をする様に命じる。月岡は神子島に上陸したゴジラが、崖に囲まれた狭所に入り込むのを確認すると、小林と監視を交代して帰投する。寺沢は月岡から状況を聞くと、狭所の入り口を火炎の垣で塞ぐ事でゴジラを島内に釘付けにする作戦を立案し、池田にガソリン缶を積んだ上陸用舟艇で島に向かわせ、田島に飛行隊の指揮を命じる。

ゴジラが海へ移動を開始すると、小林はそれを阻止すべく、威嚇飛行を行う。間もなく、飛行隊が到着し、ゴジラに対し一斉に爆撃を開始する。ゴジラはそれを物ともせず、海に戻ろうとする。小林は限界までゴジラに接近を企てた際に、機体が白熱光を浴びて山腹に墜落し、犠牲となる。 その衝撃で雪崩が発生すると、月岡は雪崩を利用してゴジラを生き埋めにする策を提案する。飛行隊は山頂に爆撃を繰り返すが、ミサイルでは威力に乏しく、効果的に雪崩を起こせない事が分かる。田島は山腹にロケット弾を打ち込むべきだと悟り、半数の機体がロケット弾搭載の為に一旦基地へ帰投する。

田島は大雪崩を発生させるべく、極めて危険な作戦を立案する。月岡は作戦への参加を志願し、寺沢に了承される。一方その頃、ゴジラは半身が埋まった状態から離脱し始める。そこへ池田の率いる舟艇部隊が到着すると、ガソリンの缶を島の入り口で爆破し、火炎の垣を作る。間もなく田島達が駆け付け、作戦を開始すると、思惑通りにゴジラに大雪崩が降り積もる。しかし、ゴジラの苛烈な反撃により、田島を含む隊員達が犠牲となる。月岡は最後の一発を放ち、ついにゴジラは完全に氷土の中に埋まる。月岡は弔い合戦に勝利した事を亡き小林に報せる。

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