チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

今年も例年と同じ様に嘆いちゃう手持ち花火で遊ぶ場所が無いというゲンジツ。

連日同じ事を書いているが、本当に涼しくて過ごしやすい。こちらへ来てからこんな夏は初めてだ。今年は冷夏なのだろうか。毎年こんなに涼しく推移するなら、夏の訪れを憂鬱に感じる事も無いのに。しかし、向こう一ヶ月は予断を許さない。揺り戻しが来ないとも限らないし、ひょっとしたら本州並の酷暑がやってきて、夏を終える前に死に腐っているかもしれない。これもまた毎年同じ事を書いているのだが、この時期にスーパーやDSに行くと、大概レジ傍にデデーンと花火セットが売っており、それらを見るにつけ、どうしてもやりたい衝動に駆られる。しかし、俺のアパートの周辺で花火をやれる場所なんでどこにもない。公園も川も空き地も当たり前に花火は禁じられている。となるとやはり、戸建ての家の庭や駐車場しか無いだろう。つまり手持ち花火はセレブリティ御用達の勝ち組が興じる高度な遊びだったのだ。最寄りの駐車場辺りで丸椅子にでも腰掛け、缶ビール片手に一人でしっぽりと花火に興じられたら最高なのになぁ。それだけで夏が楽しいと思える様になるだろうに、なんとも世知辛い時代になった。まぁ、そうやって社会の規律が保たれている側面もあるだろうし、こんな事で悶々とするのは単なるエゴでしか無いか。