チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

留まることを知らぬ帽子への渇望感と世間的に見たオラつきっぷりへの不安感が私を苛む。

ボンジーヤ!つい先日まで、日中は半袖Tシャツでも汗ばむくらいの暑さだったのに、もう長袖シャツくらい羽織らないと寒さを感じる程になった。夏より断然冬派な私としてはもちろん寒くなるのは喜ばしいのだが、如何せんカラダが軟弱なものだから、気候の急変には対応できずに風邪を引きそうで怖い。気温が下がって汗をかかなくなったので、セルフカットが捗り、常に坊主ヘッドを維持していられる様になったワケだが、今夏のストレスで毟りすぎたアトピックな頭皮の状態が酷く、とても公衆の面前で晒せる様な状態では無い。私のアタマはただでさえ不出来な小惑星の様な形状をしているのに、その表面たるや私のカラダにおいては汚尻と双璧をなす程の醜さだ。アタマ隠して汚尻隠さないワケにもいかないし、その逆もまた然りで、自然の摂理を無視してでもどちらも隠したい。とりあえず、頭皮に関しては掻き毟らない限りはある程度回復するから、いまはただ毟りたい衝動を自制するしか無い。ときに私は、外出時には常に帽子を被る事にしている、というか、もはや帽子を被らないでは外出もままならぬ程の強迫観念が備わってしまった、憐れなおっさんなのだが、例の如くZOZOを眺めていたら、丁度今時期に被る帽子が欲しくなってしまった。帽子への渇望がハンパない。しかし、街中で私と同じくらいのおっさん達を見渡してみると、帽子を被っている諸兄がとても少ない事に気付く。私は傍目に見て分不相応にオラついたおっさんなのだろうか。人目が怖い。