チラ裏レベルの人生記(仮)

自分が自分で無くなった時に、自分を知る為の唯一の手掛かりを綴る、極めて個人的な私信。チラ裏レベルの今日という日を忘れないように。6年目。

洗髪時にヘッドスパブラシを使い始めたらあらいいですね~って具合に頭皮が性感帯に。

今日はどうした事か予定より二時間ほど早く覚醒してしまい、それから寝付けなくなったので、已むを得ずガバッと起きてゴミ出しに行った。さすがに秋分を過ぎたとあって4時台でも薄っすら暗く、空には下弦の月が出ていた。私は夜に出歩く事がほとんど無く、月をまじまじと見つめる機会も割合少ないのだが、30代前半まで夜行性動物として過ごしていた期間が長かった事もあり、月夜を見上げるとなんだか安らぎを覚える。しかし、私とて一応は社会復帰を諦めていない立場であり、その上、昼夜逆転生活が心身にもたらす負担にも耐えられなくなったので、現在は努めて社会人の様なルーチンを維持している次第である。さりとて社会復帰の目処などあるはずも無く、寧ろ常にマイルドな希死念慮に囚われている。ときに、ここ数週間プチ自傷よろしく毟りまくっていたアトピック頭皮だが、毟っちゃダメだ、毟っちゃダメだと言い聞かせて衝動を抑える様にしていたら、少しずつ改善の兆しが見えてきた。それでもまだ、治りかけのかさぶたをポリポリと掻いてしまう自分の意志薄弱ぶりが嘆かわしいが、まあボチボチと治すしか無い。頭皮といえば10日ほど前から洗髪時にヘッドスパブラシを使う様になったのだが、これがなまら気持ち良い。使い始めは足つぼマット並に痛かったのだが、一度慣れると指では不可能なきめ細やかなマッサージが、頭皮を性感帯へと導くようだ。もうこれ無しでは洗髪は成立しない。